2021年01月13日

幸せへのショートカット

コロナ騒動も始まって1年が経ちました。

感染者数は全国規模で相変わらず増えていますが、
その陰で前に進んだこともないわけではありません。

たとえば、重症化する確率や死亡率は、
月割りで比較すると昨年の4月、5月に比べて、
だいぶ改善されているように見えます。

しかしながら、
ち〜っとも進歩していないことがあるんですよね。

それは僕らの自己チューな性格。

報道に限らず、いろんな人の話を聞いていると、
皆さん見事なまでに自分の立場からのみ発言してる。

菅首相がやり玉にあげられている非常事態宣言がいい例ですよ。

僕が直接きいた範囲でも、発令を主張しているのは、
それが自分の生活にマイナスの影響がない方々がほとんどです。
(飲食店の経営者で、
「さっさと非常事態宣言を出せ!」なんて言っている人には、
 個人的に会ったことがありません)

反対にコロナなんて風邪と同じだよとばかりに、
公共の場でマスクを着けなかったり、
闇営業の店で盛り上がったりしている人々のなかに、
既往症を持つ高齢者はまずいないでしょう?

いずれも共通しているのは、
それがすべからく自己チューな立場で行われているということ。
言い換えれば、おもしろいくらいに、
自分とは異なる他者の存在がスコンと抜け落ちてる。

これは去年の4月からちっとも進歩がない。

でしょ?

というわけで、
1年を超えたコロナ禍から僕らが学ぶべき課題の筆頭は、
この視点なのではないか、と僕は思っています。

そしてほとんどが人災と化している今の状況で、
もっとも手っ取り早く、
コストをかけずに実現可能な幸せへのショートカットとは、
僕ら一人一人が、
自分とは異なる立場の人の身になって行動することではないのか?

これ、コロナ禍以外でも使えるからお得だと思いません?

ま、反対意見もあるでしょうけど、
少なくとも、
自己チューな僕が嘆くほど自己チューな世の中にはすべきではない。

これには同意していただけると願っております。

えーじ
posted by ととら at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
今回のブログ、本当に「まったくもってその通り!」と大きくうなずく内容でした。
コロナ禍で見えたのは、意外と怖いのはコロナよりもこの状況下で自分のことしか見えていない人間だなということですね。
何故人はこんなにも自己中心的になってしまうのか、この一年ほどで嘆くことが沢山ありました。とても悲しいです。
周りにいる人間を反面教師にして、せめて自分は自己チューにならぬよう常に気をつけたいところです。
Posted by Lenn at 2021年01月14日 01:11
人間は社会的動物であるにもかかわらず、
社会、つまり他者に無頓着であるという矛盾を孕んでいます。
それは生き物としての自己保存本能を持つがゆえとも言えますが、
社会構造がそれを後押ししているという、
2重の矛盾にもさらされているんですよね。

しかし他者を慮るという利他的行為が、
結果的に大多数の幸福を実現しているという事実も、
北欧5か国が証明しているんですよ。

僕らは年齢やキャリアにかかわらず、
例外なく、学びの途上にあると僕は考えています。
しかも、それは当事者として、
また、座学ではなく行動をもってしか実現しない。

小さなことから始めよう。
道のごみを一つ拾うことからでもいいから。


Posted by えーじ at 2021年01月14日 17:46
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