2021年03月06日

マニアな僕らのそのココロ 前編

ご来店された方はご存じとおり、
ととら亭の料理はすべてともこが手作りしたものです。
しかし『手作り』しているのは料理だけではありません。

前回のブログで独立間際のボロボロ状態をちょろっとお見せしましたが、
今日はととら亭そのものがどの程度DIYで出来ているか、
その端的な例をお話しましょう。

sbmaking01.jpg

これは2010年1月4日。
当時まだ北千住に住んでいた僕らは自転車で荒川の川岸に出かけ、
なにやらこうして怪しい動きを・・・
僕は拾った板切れを手に雄叫びをあげています。
その訳は・・・

実はお店の看板を作る素材を探しに行っていたのです。
川岸を徘徊すること数時間。
「あった!これだ!」
僕はイメージ通りの形をした板を見つけ、
喜んでいたのでした。

sbmaking02.jpg

素材はこれだけではありません。
次はともこに毛筆で『ととら亭』と書いてもらいました。
ここからバトンは僕に渡ります。
で、どんなことを始めたかというと・・・

1.ともこが半紙に筆書きした『ととら亭』という文字をスキャナーで取り込み、
2.取り込んだ画像のデータ型をビットマップからベクトル型に変換。
3.『ととら亭』という文字列を『と』『と』『ら』『亭』に分解して再レイアウト。
4.各文字を拡縮しながら文字列としてのバランスを取り、
5.再度分解して各文字ごとに印刷。
6.印刷した文字の余白を切り、板の上で項番4のとおりに再構成して貼り付け。
7.彫刻刀で文字部分を浅く彫り、残った紙を剝がしたら、こげ茶のペンキで彩色。

こうしてととら亭の顔の一部である袖看板が生まれたのですが、
素材がひとつしかないため失敗は許されません。
そこで写真左端の本番に取り掛かる前に、
練習と仕上がり確認をかねたプロトタイプを作ることにしたのです。
ともこが取り掛かっているのがそれ。
ちなみに作業分担は項番1〜5までが僕。そこから先がともこです。

signboard2010.jpg

こうして出来上がった袖看板。
最後は大工さんに穴を開けていただき、鎖で吊るして完成!
こうした長い道のりを経たものですから、
この時の僕らの感動はご想像いただけるかと思います。

えーじ
posted by ととら at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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