旅の食堂などという得体のしれない仕事をしていると、
たまにメディアの方からお声がけを頂くことがあります。
それはたいてい、
「××テレビのものなのですが・・・」
という一本の電話から始まるんですよ。
そしてオファーの概略を聞いたあと、
企画書を送って頂き、打ち合わせをしてから撮影。
(いきなり撮影の場合もあります)
ここでたぶん、
皆さんが意外と思われるのは僕らの立ち位置でしょう。
簡潔に言ってしまうと、僕らは素材なんですよ。
ですから最初の電話のとき、僕が必ずするのが、
『ととら亭という素材で何を描こうとしているのですか?』
という質問。
次に『で、僕らは何をすればいいのですか?』
ある意味、放送を見るまで、
僕らに分かっていることはそれだけ。
確かに撮影される立場ですから、
何を喋って、何を撮影されたかは知っています。
しかし、それが最終的にどう表現されるのかは、
まったく分からないんですよ。
実は今日の24時から、
テレビ東京の『チマタの噺』にちょろっと出ます。
その予告文がなんと、
『約70か国を旅して世界中の料理を出す謎の名店』
つ、ついにととら亭も謎の名店になったのか!
こうした異業種リミックスのおもしろさは、
僕らのイマジネーションから生まれたものが、
他者によって別物に変わること。
『旅の食堂』改め、
『謎の名店』となったととら亭とはどんなものなのか?
僕らも楽しみに見たいと思います。
えーじ
2021年05月18日
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こういう番組としてはかなり長く取り上げられていたのではないでしょうか?
食堂そのものよりはお二人と旅に焦点を当てていましたが、その限りにおいてはよくまとまっていたと思います
いつもコメントありがとうございます!
毎回こういうお仕事はサプライズがつきものです。
これからは旅の食堂ととら亭のえーじ改め、
謎の名店ととら亭のじょーじで行こうと思います。