今日は東京都議会選挙の投票日。
僕らは早々に期日前投票に行ってきました。
毎回、選挙前にじっくり目を通すのが選挙公報です。
そこで区議会選挙も含め、地方選挙の時に気になるのが争点。
ここんとこずっと曖昧でしょ?
特に東京都の場合は。
今回もメジャー4各候補者が実績と公約に挙げているのは、
中野区の場合、
1.少子高齢化に関する問題(子育て・介護)
2.学費・医療費の負担減
3.新型コロナ対策
4.防災対策
以上なんですよ。
(他区も大同小異だと思いますが)
でね、僕がどう気になっているのかというと、
政党表記をマスクして読むと、
まるでメジャー4候補者が同じ政党に所属しているように見えるってこと。
そう、争点が曖昧というより、ほとんどない。
差は当事者が意識しているよりずっと小さい。
なんだから、
もっと仲良く、協力し合って一緒にやったらいかがでしょうか?
いや、皮肉を言っているのではありません。
また、一足飛びに大合流を提唱しているのでもない。
外野から一有権者の立場で見ていると、
政党間で火花を散らす軋轢は、
イデオロギーや政策の違いよりむしろ、
権力(議席)争いと、
それに伴うエモーショナルなものに見えなくもありません。
(少なくとも僕には)
でも、もう一度、民主主義政治の原点に帰ってみれば、
市民の代表たちがお互いをリスペクトし、
課題に向けて協力し合うことこそ、
最大限の幸福へ至る最短距離なのではないか?
憎しみ合う理由はない。
僕は素朴に、そう考えているのです。
そろそろ50パーセントプラス1という押切型政治ではなく、
51対49の合意形成を目指す、(OR型ではなくAND型の)
成熟した民主主義に移行してもいい時期なんじゃないかな?
これ、実は北欧型民主主義の受け売りなんですけど、
学費、医療費の無償化へ向けた流れや、
核家族化の帰結もいえる、
従来のセーフティーネットの破綻を目の当たりにしていると、
これまた北欧型の高福祉社会に向かっているとしか思えない。
(というか選択肢がない・・・でしょ?)
そしてそのあるべき未来への最短距離は・・・
和解。
今日から新たに議員バッジを付ける皆さま。
僅かな違いより大きな共通点に目を向け、
力を合わせて難題に取り組んでいただけたら・・・
そんな思いを込めて、
僕たちはそれぞれの一票を投じました。
えーじ
2021年07月04日
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