前々回のお話で、
トラシューはシステム系ばかりと思いませんでしたか?、
ところがその対象は機械だけじゃないんですよ。
リアルタイムな話題でいいますと、
昨日か今日、ランチにいらっしゃった方はご存知のとおり、
ととら亭は、ともこのワンマンショーでした。
なぜか?
そう、久しぶりにやっちまったのでございます。
火曜日の夕方、
アパートで掃除中にゴミ箱を取ろうと屈んだら、
はぅっ!
・・・と、あ、危ねぇ・・
ここ数日、腰の右側にイヤな感じがあり、
念のため、断続的にロキソニンを飲んでいたのですが、
ちょっと油断したら安全装置が外れてしまいました。
僕はそぉ〜っと床に腰を下ろし、
瞑想よろしくロータスポジションで座り直して、
ふぅ〜・・・電話のトラブルの次はこれかい。
じゃ、まずお約束どおり、体のスキャンから始めるか。
(慣れっこなもので、こんな時も慌てず騒がず・・・)
危険のレベルは・・・爆発寸前・・・ってわけじゃない。
でも腰の感じはゆるゆるだ。
肉離れしたような鈍い痛みがあるけど・・・
ふん、押しても痛みは強くならない。
ってことは、これは椎間板ヘルニアのブラフだな。
それには引っかからないぜ。
となると次のアクションは薬を飲むこと。
この程度の危険レベルなら立ち上がって、
水と薬を取りに行っても大丈夫だろう。
アパートの狭さが幸いして、
僕は必要なものをすぐ揃えられました。
よし、初動対応完了だ。
次はともこに連絡して・・・ん? お店の電話は出ないな。
買い物に行ったのかしらん?
じゃ、携帯にかけてみよう。
するとすぐ隣の寝室でともこの携帯電話が鳴り始めました。
はぁ〜・・・そういうことね。
いつも僕のスマホは固定電話だって怒るくせに、
人のこと言えないじゃん、まったく。
僕は再び仕事部屋の床に座り、薬が効き始めるのを待っていました。
室温は35度。
トレーニングに行くつもりで、
スポーツウェアに着替えていたからサウナ状態も気になりません。
汗がしたたり落ちてきます。
そうして待つこと40分。
「ただいま〜! あれ?」
「さぷら〜いず」
「何してるの? トレーニングはもう行ったの?」
「いや、頼みがあるんだけどさ」
「・・・?」
「仕事部屋の掃除は終わったから寝室の方をやってくれる?」
「どうしたの?」
「動けないんだよ」
「え〜っ! やっちゃったの?」
「あたり〜。重症じゃないけどね。
あと20分くらいで薬が効いてくるから、
そうしたらシャワーを浴びてくるよ」
あれから間もなく48時間。
まだコルセットを付けていますが、
体はだいぶ動かせるようになってきました。
この分なら明日から現場に戻れそうです。
やれやれ・・・
壊れるのは機械だけにあらず。
ポンコツ人生にはこんなトラシューもあるのでございます。
えーじ
2021年08月12日
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