移転告知から13日が経ちました。
ここまで、お客さまだけではなく、
野方のフェローや取引先の方々まで、
沢山のあたたかいお言葉を頂きました。
本当にありがとうございます。
この街で生まれ育ったととら亭を移転させることは、
言葉にできないものがありますけど、
こうした皆さまの声が、
僕らを正しい方向へ導いてくれているような気がしています。
12年前、ゼロからスタートした時は、
こうではありませんでした。
ただ自分たちを信じるしかない。
でも、今は違います。
それ故に、6年に及ぶ隠密プロジェクトは、
ときに胸の痛むこともありました。
とりわけ、
「就職してもまた来ますね」
「来年の誕生日にもまた来ます」
そんな風に言われると、
何とも言葉が詰まったものです。
柴又は同じ東京23区内とはいえ、
城西の野方の真逆、城東ですからね。
電車だと最低でも3回乗り換えて70分はかかります。
遠いですよ、実際。
それでも選択肢がなかったことは、
反対に、運命だったといえなくもありません。
12年前、野方は無名の僕らに居場所を与えてくれ、
そして12年後、旅立つ時だよ、と背中を押してくれた。
ああ、そうなんだね。
僕らはこうして納得したのです。
えーじ
2021年10月13日
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野方に住んでいた頃お世話になった味ですし、野方での思い出といったら一番に出てくるのがととら亭の味、そしてえーじさん&ともこさんとの楽しいひとときです。
諸行無常とはよくいったもので、何事も当たり前にずっとそのままで在り続けることはないと頭では分かっていても、どこかでこの状況がいつまでも続き、いつまでも気軽に食べに行ける、と思っていました。
柴又となるとなかなか気楽には行けないのがとても寂しいです。
でも、ととら亭の新たな船出、心より応援しておりますし一生お会いできないわけではないので柴又で再度オープンされた際には駆けつけたいと思っております!
まずは野方店、閉店の前にお伺いしますね!!
「線路は続くよ、どこまでも」
いつも応援ありがとうございます。
自分が自分であるためには、
自分以外のものになり続けなければならない。
これは諸行無常を別の言葉で言い換えたものですが、
僕ら自身にも当てはまることなのですよ。
僕らが僕らであるために、
ととら亭がととら亭であるために、
旅は続いて行きます。
そしてどこかに着くためには、どこかを離れなければならない。
この繰り返しが旅なんだと僕は思っています。
12年前、僕たちは北千住を出て野方に着き、
今度は野方を出て柴又に行こうとしています。
そして柴又を出て、次のどこかへ行く日も来るでしょう。
だから、旅人同士の挨拶は、
「さようなら」ではなく、「また会おう」なんですよ。
いつか、どこかで。
ね。
お忙しいでしょうが、色々お話したいですよ〜
またときわ通りのどこかで立ち話しましょう!
いいね〜。
僕らも来年は自動車を復活させて、
久しぶりのジャパンツアーに出ようと思っています。またときわ通りでお話しましょう!