ランチは民族音楽、ディナーはジャズ・・・
ととら亭ではその日の雰囲気に合わせて音楽を流しています。
なかでも僕のお気に入りは、お客さまの会話。
これもまた、
その場の雰囲気を決める音楽のようなものなのですよ。
とりわけととら亭にフィットしている旋律のひとつは、
やっぱり旅の話題でしょう。
先日もトルコの周遊ツアーで出会った方々の囲むテーブルがありました。
「パムッカレの水の色は忘れられないね」
「名前は忘れちゃったけど、
カッパドキアで食べた壺入シチューは美味しかった」
こんな会話がパントリーまで聞こえてきます。
こうした時、僕の出番はありません。
そこには職業や年齢、性別による垣根のない、
ただ、旅と思い出をシェアした方々いる。
旅の食堂での再会が、新しい旅の始まりになってくれるかな?
僕はそんな風に思いながら、旅人たちを見送ったのでした。
えーじ
2021年10月22日
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