グランドフィナーレに向けて、
ランチ、ディナーともにご予約が埋まってまいりました。
その数というもの、僕らの想像をはるかに超えておりまして、
本当にうれしく思っています。
なかには短期間で繰り返しご来店いただいている方もいて、
並々ならぬ「ととら愛」を感じることも。
(残念ながら僕個人に対してではありませんが)
そんな矢先、賄いを食べながらその話をしていると、
ともこが不敵な笑顔を浮かべてこう言い放ったのです。
「でもみんな、あたしほどじゃないよ!」
(これまた残念ながら僕個人に対してではありませんが)
彼女曰く、
「あたしなんて数日おきにじゃなく、一日中ここにいるんだからね。
ととら亭が好きなことにかけては誰にも負けないよ!」
ん〜・・・
なんでそう対抗意識を燃やしているのかよく分かりませんが、
ともこの言い分にも一理あるような気がします。
なにせ、「今日は完全オフにしようよ」と言っても、
ことあるごとに理由を付けてはお店に行ってしまいますし。
「忙しくて大変だ!」と騒ぎつつも、
カウンターから横目で見ていると、
言葉とは裏腹に溌剌と料理を作っているじゃないですか。
思えば僕はアパートで仕事をすることが珍しくありませんけど、
(今もそう)
彼女の場合、この11年余の大半の時間をととら亭で過ごしています。
これはもう「住んでいる」と言っても過言ではない。
「好き」じゃなかったらできない相談です。
そこでともこは今、深刻な問題に直面しているのですよ。
それは・・・
「ねぇ、柴又のととら亭のキッチンはいつ使えるようになるの?」
「ん〜・・・そうだね、いろいろ調整してるけど、
早くても来年の4月中旬あたり・・・かな?」
「え〜っ! そんな先?」
「だってしょうがないよ、店舗以前に住宅が建ってないんだから」
「じゃ、12月から4月までの4カ月間、あたしはどうしたらいいのよぅ?」
「どうしたらって・・・引っ越しやら何やら準備があるし、
それ以外は少しのんびりしたら?」
「冗談やめて!」
ととら愛ゆえの悩みは深し・・・
ともこが今月28日以降どうするのか?
ま、温かく見守ってあげて下さい。
えーじ
2021年11月10日
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でも移られるの、本当に応援します。
必ず行きますね。
お店の名前、変わるのですか?
>お店の名前、変わるのですか?
場所を考慮し、
ととら亭あらため寅亭となります。
冗談です。
屋号もお店の広さやデザインも変わりません。
なによりやっている僕らが同じですから。
でも、料理はよりマニアックになるかな?
いつか同じ移住者同士、コアな話で盛り上がりましょう!