ととら亭から10分も歩けば江戸川の河川敷ですから、
360度の視界が開けています。
土手の上をジョギングしていると、
自分が広大な空の一部になったような気がしてくるんですよ。
この空は、かつて旅した遠い国々まで続いている。
そう思えば、
日常の些事がなんとも小さく見えてくるじゃないですか。
トラブルの連続で、
「まったくどいつもこいつも!」な気分のとき、
広い空はいつも一大事と思いこんでいることの、
本当のサイズを教えてくれます。
そう、大したことではないんですよ。
大抵のことはね。
この空に比べて自分が小さいように、
あれこれ考えあぐねた悩みも、
後になってみれば、小石程度のものでしかない。

これ、
仕事部屋のある3階から見たある日の夕焼けなんですけどね。
(下は柴又駅のホーム)
美しいでしょ?
広い空は、いつも自分の原点を思い出させてくれる。
僕にはそう思えてなりません。
えーじ