柴又は静かな町です。
主な道路は南北に走る柴又街道ですが、
片側一車線で交通量も少なく、
野方でいうところの環七や新青梅街道のような、
主要道路はありません。
また柴又駅は道路から奥まっているので、
隣の新柴又駅や金町駅のような駅前ロータリーもない。
実際、こうして窓を開けた3階でこれを書いていて、
自動車の音は聞こえないのですよ。
そして驚きはととら亭。
駅のホーム隣接にもかかわらず、
これまた鉄道の音は聞こえてもかすかなもの。
まぁ、それもそのはず、
京成電鉄金町線は高砂、柴又、金町の3駅しかなく、
当然、快速や特急列車は走っていません。
車両も4両編成でスピードは自転車級ですから、
ホーム中ほどともなると、
振動も走行音も微々たるものなのです。
それでも最初は「毎日始発電車で起こされたらイヤだな」と思い、
寝室周りは遮音シートを貼り、窓は2重窓にしたのですが、
住んでみたら日中ですらし〜んとしてしまいました。
この静けさは駅のホームから、
6メートル程度しか離れていないベッドで寝ているとは思えません。
そんなわけで、
営業中もお客さまがホームからの音に気付かれることはないですね。
僕としては、時おり聞こえてくる微かな電車や踏切の音は、
一種の心地よいBGMのように感じています。
これもまた柴又で得た贅沢のひとつです。
えーじ
2022年08月11日
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