2022年08月22日

D.I.Y. as usual. その10

前回、まだ工事中だとお話しましたが、
工事と言っても大工仕事だけとは限りません。
オープン前にはこんなこともやっておりました。

まずはこれ。

oyarocks.jpg

TRePのプランAだった「古民家改造レストラン」は、
内見初日にもろくも崩れ去り
ボロボロ過ぎた古民家が解体された跡地から出土したのがこれ。
大谷石です。

これは使える!

別途処分費用がかかるという解体業者さんに、
そのままにしておいて下さい!
と、すかさず伝えた僕でありました。
で、次が、

rocks.jpg

敷石。
野方での街歩きでよそ様の庭を見ながら吟味を重ね、
選び抜いたものです。
しかし見落としたのがお店からの輸送方法。
これ、一袋が10キロもあるんですよ。
ってことは10袋で100キロ、その倍は200キロ!

最低でもそれくらいは必要だよな・・・
と思いつつも、ぐり丸の最大積載量って何キロだったっけ?
で、積んでみたらフロントがだいぶ浮いてしまいました。
対向車の皆さま、すみません。
ハイビームで走っていたわけではないのです。

え? ところで何をしてるんだ?
おっと前置きが抜けていました。

fasadauc03.jpg

素材が揃ったところで始めたのはファサードの外構工事です。
ともこは右側の砂利撒きから。
僕は塀の看板を下から照らすスポットライト用の穴掘り。

fasadauc02.jpg

ステップ2は大谷石を配置して全体のバランスを取ります。
ふむふむ、いい感じですね。
そして・・・

fasadauc01.jpg

どうです? 形になったでしょ?
しかしこれで完成ではありません。
もうひとつ素材を手に入れるために・・・

pickupwoods.jpg

江戸川まで行って流木拾い!
これも形をよく吟味しなければならないのです。
夕闇が迫るなか、僕らは金町まで探しに行ったのでした。
(ともこの後ろは金町浄水場の取水塔)
そして・・・

fasadauc04.jpg

じゃぁ〜ん、できましたぁ〜!
旅の食堂ととら亭、手作りなのは料理だけではなく、
お店の随所もこうしてハンドメイドなのであります。

えーじ

P.S.
予算の都合でね。
posted by ととら at 00:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
先日はやっと新しいととら亭を訪れることができてとても幸せな時間を過ごすことができました!久しぶりにえーじさん&ともこさんにもお会いできてお二人が元気そうだったのもとても嬉しかったです。料理の味は相変わらずと言いますか…心も体も落ち着くお味で、懐かしい気持ちに涙がこぼれそうになったくらいです。
お店の雰囲気も、野方での店舗より狭くなったとは思えないくらい広々と感じられ、どこか異国の雰囲気も感じられて、本当に扉をくぐった瞬間外国に来たような気持ちになりました。
旅に気軽に行けない今だからこそ、こういう気分にさせてもらえるととら亭の空間は本当に貴重に感じられます。
本当にありがとうございました!
僭越ながら、お写真をInstagramに上げて、ととら亭を紹介させていただきました。何か不適切な表現などあっては大変なので、念のため上記にある「ホームページ記載欄」のところにInstagramのアカウントのリンクを載せておきました。ご覧いただきまして、何か不適切な内容があればすぐに訂正いたしますので遠慮なくおっしゃってくださいね。
またこれからもお世話になります!ご馳走様でした♪
Posted by Lenn at 2022年08月25日 16:13
Lennさま

いつも応援ありがとうございます!
野方時代の、それも初年からのお客さまと柴又でお会いするのは、
なんとも不思議な感じがします。
たとえるなら今でいう Multi-Verse そのもの!
別世界の別ストーリーだったとしても、
その本質が変わらないのも興味深いですね。

Instagramへの投稿もありがとうございます。
僕はそれぞれの人のフィルターを通した、
いわばリミックスされたととら亭を見るのが楽しみなんですよ。
君のフィールドでいうなら、
同じ曲でダンスするにしても、ダンサーによって表現がまったく違うでしょ?
その違いは実に刺激的じゃないですか?

ととら亭とはひとつのステージであって、
そこには僕らのプレイがあり、それぞれ訪れた方々のプレイもある。

僕らはこういう場の考え方で、ととら亭を創り出しました。

So let's play together!
Posted by えーじ at 2022年08月26日 10:02
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