「はい、これ、今週の分ね」
僕らの週初めは野方時代と変わらず水曜日。
(火曜日が定休日ですから)
その日、ともこに手渡しているのが集客予測表です。
これ、たとえば水曜日のランチが何人、
土曜日のディナーは何人という具合に、
何人のお客さまがご来店されるか予測した週間一覧表で、
仕込みの量を決める目安にしているものなんですよ。
その精度たるもの多少は自慢できるものでして、
1週間(ランチ5回、ディナー6回)のうち2〜3回は、
プラスマイナスゼロ!
残りも大半がプラスマイナス1〜2以内に収める優れもの。
(たまに10以上の誤差を出して、ともこに怒られますが・・・)
タネを明かすと、当該回の直近4週間の平均値に、
天候や気温、社会的要因をそれぞれ係数にして掛けるというのが、
そのアルゴリズムです。
ところが場所が変わって、ここは柴又。
まずをもって野方とは商圏特性が違います。
半分観光地ですからね。
そして何より、一般的にオープンして1カ月間は、
いわゆる開店景気期間であり、
これに異常気象や新型コロナの感染ピークも重なり、
40日余りのデータはノイズだらけ。
というわけで、集客予測表は作ったものの、
数字はサイコロを振って出したのと大差ありません。
先週も土曜日は昼夜ともに混んだので、
日曜日も大盛況!
と思いきや、「この静けさはどうしたことだ?」な状態。
さて、今日は帝釈天の庚申の日。
通常であれば、街は参拝客で大変賑わうそうな。
でもルーキーのととら亭はどうなんでしょうね?
ま、取りあえず肩の力を抜いて、
新鮮な気持ちで暖簾を出したいと思います。
初めて訪れた国で、空港から出た時のようにね。
えーじ
2022年09月04日
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