2023年02月01日

第19回取材旅行 その1

スラマッマラン!(Selamat malam(こんばんは!))。
昨夜21時ごろ、僕らは無事にバリ島のウブドに着きました。

結局、あれこれやっているうちに徹夜明けで出発した僕は、
電車や飛行機が動くたびに断続的に気絶。
はたとわれに返ったのは、経由地のシンガポールに着陸するところでした。

3年2か月ぶりの海外とあって初心に戻り、
羽田空港に着いたところから先入観を捨てて進みましたが、
羽田の出国手続きは、
最初の入り口で行われていた航空券のチェックが自動化された以外、
何も変わっていませんでしたね。

いやぁ〜、出発ロビーに入ったときは感無量でしたよ。
コロナにまつわる缶詰め状態は3年間を超えましたし、
移転後の柴又から出発するのもこれが初めてでしょ?
あ〜・・・やっとここまで来たんだな、という感じ。

そうなると狭いエコノミークラスもパラダイス。
子供のようにはしゃぎたくなりました。
今回お世話になったのはシンガポール航空。
アジアではサービス、セイフティレートの両面でトップクラスとはいえ、
この厳しい3年間でどうなったのか、と気になっていましたが、
その心配は杞憂に終わりました。

機内食もエコノミークラスでさえ美味しかったですよ。
2回4種類食べて、どれもハズレなし。
いや、そう言っちゃ失礼だ。
チャンギ国際空港からングラライ国際空港までのフライトで出た軽食は、
歯ごたえの残ったペンネとトムヤム風味のビーフンで、
思わずお代わりしたくなるうまさだったのですから。

さて、気になるコロナ禍のフライトですが、
機内はマスクの着用を求められました。
しかし空港では自由で白人系の旅行者はほぼ全員ノーマスク。
しっかりマスクをしているな、と思えばもちろん韓国人と日本人。
本国と思しき中華系は出にくい状況なので、
今回のルートではまったくといっていいほど見かけませんでした。

外務省によるとングラライ国際空港では入国の際に、
ワクチンの接種証明とPeduliLindungiへの登録が求められるとのことでしたが、
ふたを開ければパスポートを見せただけで、にっこりWelcome!
あ、その前にVOA(VISA On Arrival)の支払いがありました。
(2018年にはなかったけどな)
これはVISAという名目の単なる入国料で、
オマーン、エジプト、アルメニアなどでも払ったことがあります。
それにしてもその高いこと! ひとり概ね4,600円ですよ!
ふたりで9,000円超はイタイね。
ま、お世話になるドネーションということにしておきましょうか。

もうひとつ変わっていたのが税関申告。
これがカード式から電子式になっていたのですが、
イミグレを抜けてバゲッジクレームで荷物を受け取り、
さぁ、着いたぞ! と意気込んだところで、
Have you done customs declaration? と来たじゃないですか?
で、ああ、申告書をここで書くのね、と思って指差された方へ行くと、
待っていたのは書類ではなくデスクトップパソコン。
これに入力してQRコードをプリントアウトするのか。

ま、それならそれでいいんですけど、
このシステム、インドネシア語と英語しか対応していません。
個人旅行でこういうのに不慣れな人は戸惑うかも。

4年ぶりのウブドはほとんど変わっていませんでした。
馴染みだったお店も健在で、ほっと一安心。
でも王宮前の市場がリノベーション中だったのは、
ちと残念だったかな。
あの雑然とした雰囲気が好きだったのでね。

部屋にバックパックを置いたころには時計が21時半を回り、
そろそろお店も閉まり始める時刻。
僕らは取り急ぎ、一番近いモンキーフォレスト通りにある、
お気に入りのカフェワヤンに滑り込み、
テンペのレンダンと定番のナシチャンプルを注文。
身も心も大満足のうちに宿へ戻ったのでした。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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