2023年03月01日

13年目のこだわり

明後日の独立記念日から、
2年ぶりにチレス・エン・ノガーダが始まります
(去年はととら亭が移転建築中だったので)

そこで、いきなり困ったのがピーマン。

重要な素材であるチレ・ポブラーノをシミュレートする、
大きめのピーマンを探していたのですが
何処をどう探してもSサイズしかないのですよ。

2009年に僕らがメキシコのプエブラで食べたのは、
日本の標準的なピーマンのほぼ倍はありましたから、
この雰囲気を再現するためにも特大を探さなければなりません。

nogadaorijinal.jpg
これがオリジナル

また、大きければいいというわけでもなく、
パプリカのように肉厚でもダメ。
火の通りが悪くなってしまいますからね。

そこでこの難題を相談したのが近所の八百屋の八百勝さん。
担当のヒロくん曰く、

「え〜! そんなに大きいのですか?
 困ったな・・・
 今季は例年になく小さいものしか出回ってないんですよ。
 でも太田市場ならあるかも・・・」

そうしていろいろな伝手に連絡して、
ようやく見つけてくれたのが茨城県行方(なめがた)産のこれ。

nogadapeman.jpg

どうです、この大きさ!
しかも肉厚過ぎず、チレ・ポブラーノそっくり。

料理というのは技術もさることながら、
素材がなければどうにもなりませんからね。
とりわけオリジナルの再現を目指すととら亭としては、
味だけではなく、見栄えも重要な要素。

今回はこれまでになく、
オリジナルに近いチレス・エン・ノガーダが作れそうです。
乞うご期待!

えーじ
posted by ととら at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190205337

この記事へのトラックバック