2023年03月12日

僕らにとって、ととら亭とは?

ととら亭の仕事はキツイですよ。

前回のブログでこう言いましたが、
実際のところ、その通りです。

繁忙期やメニュー替えを除いても、
睡眠不足は普通だし、
慢性疲労で目覚めたときに前夜より疲れてる!
なんてことは珍しくありません。

また、予算不足からDIYが基本なので、
労働時間は相変わらず月400時間前後。
それでも労基局は守ってくれませんし、労災も認められない。
有給休暇も退職金も産休も介護休もない。
おまけに収入は不安定でいっさい保証なし。

さらに個人事業主というのは孤立無援の存在でして、
指示を出してくれる上司も、相談できる相手もいません。
困ったときに読むマニュアルもない。
何でも自分で考えて判断しなくちゃならない。

そしてとどめが前回お話しましたとおり、
儲からない!

にもかかわらず、

楽しいです。

すんごく。
だから生涯現役でいたいと思っているくらい。

なぜか?

これだけマイナスの要素にまみれていても、
やりがいを感じていられるのは、
たぶん、自分たちにぴったりの仕事とその仕組みだからでしょう。

独立するまでのさまざまな職歴の中で、
僕らは何が自分たちに向いていて、
何が向いていないのかを知りました。

たとえば判断は速いけど根回しは苦手とか、
突破力はあっても協調性に欠けている、などなど。

そこでその特性を最大限に活かすには、どんな仕事と場がいいのか?
換言すれば、自分に最も無理のない環境とは、どんなところなのか?

これがありませんでした。
どこを探しても。

ならば自分たちで創るしかない!

こうして生まれたのが旅の食堂ととら亭だったのです。

ま、ふたを開けたら、
これがまたバックパッカーの旅とそっくりだったのですけどね。

えーじ
posted by ととら at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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