と、心配されることがしばしばあります。
たとえば先日、
「新型コロナ対策が世界中でなし崩しになったことですし、
そろそろ僕らも旅に戻ろうと思ってます」
「どのくらいの日数で行くのですか?」
「そうですね、3週間くらいかな?」
こんなお話をしていたのですが、
それを年内だけでも2回行くつもりだと言ったら、
「おカネ、大丈夫ですか?」
となりました。
ん〜・・・
まともな経済観念を持つ方なら、当然そう来るでしょう。
そういえばこれまた先日、
ご夫婦でビクトリアの滝を訪れるツアーを申し込んだ、
というお客さまがいらっしゃいました。
周遊ルートには南アの喜望峰も含まれており、
シートはビジネスクラス。
恐る恐る費用を聞けば、航空券を含むツアー代金だけで、
ひとり100万円を超えたそうな。
その他の雑費を含めれば、
二人で300万円弱くらいになるのではないでしょうか?
これを僕らの3週間、年内2回に当てはめたら、
当然「おカネ、大丈夫ですか?」になりますよね?
(訊いたお客さまは、
がらんとしたランチタイムにご来店されていましたし)
しかし何かと「一般的」ではないととら亭。
旅の予算もまた然り。
一例を申し上げますと、2009年のことですが、
南米を3カ月間旅したときの予算は、実費でひとり80万円也!
(航空券代などすべて込みで)
10日間で100万円超。
片や3カ月間で80万円。
この差は大きい。
というより、信じがたい。
このととら流シンプルライフ(サバイバル術?)が禍し、
銀行に融資の相談で行った際、僕の確定申告書を見た担当者から、
「こんな収入で大人ふたりが暮らして行けるわけがない!」
と、脱税容疑をかけられたこともありました。
ともあれ、実際どうにかなるのですよ。
このしょぼい予算でも。
しかし、だからといって「皆さんもどうぞ!」とは申しません。
いや反対に、お勧めできないのがととら流。
毎回お約束のようにスリルとサスペンスの旅になってしまうのも、
とどのつまり、このハイパー低予算が原因のような気がします。
(僕が個人的に招き寄せているのではありません・・・
と思いたい)
次の旅は6月中旬に出発予定。
さいわい、おカネの心配は今のところないのですが、
問題は・・・
それ故の必然的な結果なんですよね。
えーじ
2023年04月16日
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