2023年05月01日

第20回取材旅行の準備 その2

1月のウォームアップが終わって、
ここからが取材旅行の本番。

これまでと大きく違うのは、時間の自由度です。

野方時代は限られた期間に複数の料理を探さねばならず、
ぎちぎちの予定で動いていたでしょ?
あれは僕らにとって、実に大きなストレスだったのですよ。

取材方針を決めたら、
後は航空券の手配と初日の宿の予約を済ませて出発!
現地では成り行きにまかせてフレキシブルにコマを進める。
これが僕らの本来のスタイルですからね。

宿も予約せずに旅するなんて不安じゃないですか?

と、しばしば言われますけど、僕らは決められた日時に、
決められた場所へ行かなければならないという条件の方が、
不安のタネなんですよ。

なぜなら何ごともすんなり行かないルートがほとんどですからね。
たとえばサハラ以南のアフリカや、南西アジア、中米、南米などでは、
オンタイムで進むことなんてまず期待できません。
往々にしてタイムテーブルそのものがないんですよ。
場合によっては天気待ちで停滞なんてことも。
「着けばいい。そのうちね」であり、
「終わりよければすべてよし」な文化圏。

ですからこうしたルートを旅するときに大切なのは、
おカネよりむしろ時間なのです。
実際、時間さえあれば大抵のことは何とかできますからね。

思えば、このスタイルで旅をするのは独立直前の2009年以来です。
あれは南米でしたから、
今回のように渡航地域がアジアともなると、
2002年のベトナムとカンボジアを3週間かけて周ったとき以来か。

ん〜・・・21年間。

ほんと、長らく待っておりました。
二人とも、子供のようにわくわくしております。

えーじ
posted by ととら at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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