1月のウォームアップが終わって、
ここからが取材旅行の本番。
これまでと大きく違うのは、時間の自由度です。
野方時代は限られた期間に複数の料理を探さねばならず、
ぎちぎちの予定で動いていたでしょ?
あれは僕らにとって、実に大きなストレスだったのですよ。
取材方針を決めたら、
後は航空券の手配と初日の宿の予約を済ませて出発!
現地では成り行きにまかせてフレキシブルにコマを進める。
これが僕らの本来のスタイルですからね。
宿も予約せずに旅するなんて不安じゃないですか?
と、しばしば言われますけど、僕らは決められた日時に、
決められた場所へ行かなければならないという条件の方が、
不安のタネなんですよ。
なぜなら何ごともすんなり行かないルートがほとんどですからね。
たとえばサハラ以南のアフリカや、南西アジア、中米、南米などでは、
オンタイムで進むことなんてまず期待できません。
往々にしてタイムテーブルそのものがないんですよ。
場合によっては天気待ちで停滞なんてことも。
「着けばいい。そのうちね」であり、
「終わりよければすべてよし」な文化圏。
ですからこうしたルートを旅するときに大切なのは、
おカネよりむしろ時間なのです。
実際、時間さえあれば大抵のことは何とかできますからね。
思えば、このスタイルで旅をするのは独立直前の2009年以来です。
あれは南米でしたから、
今回のように渡航地域がアジアともなると、
2002年のベトナムとカンボジアを3週間かけて周ったとき以来か。
ん〜・・・21年間。
ほんと、長らく待っておりました。
二人とも、子供のようにわくわくしております。
えーじ
2023年05月01日
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