ブログを書く時間がまとまって取れない場合は、
(たいていそうなんですけど)
書き始めてからアップロードするまで、
足掛け3日くらいになることがあります。
また、日本との時差も厄介で、
アイルランド、イギリス以降はこちらがマイナス7時間。
ということは現地時間17時に日本の日付が変わってしまう!
(このブログのシステム時計はJSTなのですよ)
そんなこんなで書いている最中、
「昨日は」と始めつつ、「いや、日本ではもう一昨日だ」とか、
「2日前」・・・「いや、今日アップロードするなら3日前だ」
と時制が混乱することも。
というわけで、時間を強制アジャストしますと、
僕らは一昨日からスイスにいます。

いきなりですが、朝日に輝くマッターホルン
それも上の写真のとおり、
スイスに行くならバーゼルやチューリッヒではなく、
念願のツェルマットへ!
ターゲットの名物料理はここでも食べられますからね。
いやはや開き直りか、はたまたカミカゼアタックか、
スイスといえば円安以前からバックパッカーにとって、
北欧、オーストラリアと並ぶ禁断の地。
どうせ物価のハイパー高い国へ突撃するのなら、
長らく思い描いていた、
マッターホルンを臨むトレッキングに行こうじゃないか!
そう決めた僕らは今朝、
地下ケーブルカーで標高2300メートルのズンネッガまで上がり、
ライゼー湖、モシェ湖を回ってフィンデルンへ至る、
7時間あまりのトレッキングに出かけたのでした。
え? 仕事はどうした?
いや、これも仕事の一環なのですよ。
前日にシュペッツレケーゼとロスティを同時取材したら、
両方とも味は良かったのですが、
バターとチーズがたっぷり過ぎていて。

シュペッツレケーゼ

ロスティ
ホテルに戻ったころには二人とも胸やけでうげ〜・・・
(この齢になると脂っこいのがだんだん苦手になってね)
これでは翌日の仕事に支障が出るばかりか、
長らく続いているヨーロッパの食事で、たぶんコレステロール値も急上昇中。
そこで普段以上に体を動かし、健康を取り戻すことにしたのでございます。
(ちと強引かな?)
いやぁ〜、エクスキューズと能書きはこれくらいにして、
スイスが世界の観光地である理由がよく分かりました。
僕らは登山やトレッキングが趣味で、
国内に限らず、海外でも機会があれば野山に出かけますが、
スイスの山々や湖は他と比べても確かに美しい。

ターコイズ色に輝くヴァレン湖

4000メートル近い山頂から流れる巨大な氷河

ライゼー湖に映るアルプスの峰々
また、トレッキングルートもバリエーションに富み、
ネズミ返しがある古民家が並ぶ村や、

無骨な造りの建物が残るフィンデルンの村
森の中を通り抜け、胸いっぱいに吸う清々しい空気と相まって、
心身ともにリフレッシュするには、
またとない場所のひとつではないですか。
これで物価がもう少し安ければまた来たいのですが、
その敷居が下がることは・・・ないだろうなぁ。
次に来れるのはいつになるだろう・・・と後ろ髪引かれつつ、
明日は昼過ぎの列車で南へ向かいます。
で、次の行き先は・・・
to be continued...
えーじ

好天に恵まれてラッキーでした!