2017年02月13日

第13回取材旅行の準備 その3

タスクが詰め込まれた危ういスケジュールも、
何とか予定意通りに消化して、
残るはお店のシャットダウンだけになりました。

いやぁ〜、イレギュラーなことが起こらなくてほんと良かったです。
こういう綱渡りオペレーションをやっていると、
『薄氷を踏むような』という比喩がリアルに実感できますね。
可能な限り前倒しで仕事をしてはいるものの、
最後がギュっとなるのはお約束。

しかし、疲れた時に元気が出るのは、
お客さまや野方のフェローたちから、
「行ってらっしゃい!」と声を掛けられた時です。
本当にいつもありがとうございます。

さて昨夜遅く、
というか今日の未明、最後の現地情報を確認したところ、
寒波が緩み、冷え込んでも札幌か旭川くらいの気温のようです。
気になる治安や疾病も問題なし。
成田の天候もいいのでオールグリーンの出発です。

今日は18時に野方を出て新宿から成田エクスプレスで空港へ。
このルートだと、感覚的に「ああ、旅が始まったな・・・」と感じるのは、
新宿駅の5、6番線ホームへ続く通路に入ったあたりから。
終日ごったがえしている新宿駅で、あそこは唯一異空間的なところなのですよ。
何と言っても急に人がいなくなりますからね。
そして僕らが取材旅行に出るのはシーズンオフの所為か、
ホームに上がっても乗客の姿はまばら。
それでいて反対側のホームは通勤の方たちでいっぱい。

ああ、いで立ちからして違いますからね。
野方駅のホームにいる時から、
僕らのようなバックパッカースタイルはかなり浮きます。
今回の装備は寒冷地仕様なので、結構な量になりました。
空港でチェックイン前にコートも入れるので、
僕のバックパックの容量は最大100リットル級です。

それではそろそろ自宅に戻って着替えてきます。
次はアテネから!

えーじ
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2017年02月11日

10年間で3回目

人間、歳を取るとだんだん自信が揺らいでくることがあります。
それは若かりし頃の自信が、
視野の狭さに支えられていたことの反動でもあるので、
自分の実力のなさも含めて見識を深めることは、
前向きなことなのかもしれませんけどね。

ともあれ、卑下しがちなおじさんにも、
よくやった! と自分を褒めてやれることがたまにはあります。

僕の場合、この10年間なら3回かな?
(少ないね・・・)

ひとつ目は、2009年に行った3カ月間の中南米の旅で、
ずっと想い憧れていたマチュピチュを訪れた時。
日本を出発して約1カ月後、いろいろすったもんだがあった後に、
あの写真で有名な景色がバーンと目の前に広がった瞬間は、
「えーじ、やくやったな、お前はついにここまで来たぜ!」
と自分に言ってやりました。

二つ目は、翌2010年3月。
紙に描いただけのととら亭が本当に形になった時。
「いつかできれば・・・」では、けして夢は実現しない。
「この日にやるんだ!」と決めてようやくここまで来れた。
今から思えば当時のととら亭は現在のような完成形ではなく、
営業するのにぎりぎり必要な部分が出来ていただけでしたが、
灯りを点けて暖簾を出した時の感動は、今でも忘れられません。

そして3つ目。
それは昨日のこと。

bookandlou.jpg

じゃじゃ〜ん!

かもめのルー・・・
じゃなくて、ともこの右手にご注目を!

そう、ととら亭の本『世界まるごとギョーザの旅』が形になったのです!!

昨日はこの仕事のプロジェクトリーダーこと、
「かもめの本棚」編集長の村尾さん(左)が、
発売に先立ち見本を持って来てくれました。

製作過程でゲラは見ていたものの、
やはり本の形になると大分印象が違いますね。
感動しました。うん。

毎回、旅に文庫本を持って行くだけではなく、
若かりし頃は、
風呂の中でも何かを読んでいたくらい本が好きな僕にとって、
(脈略のない乱読ですが・・・)
その作り手としてのオファーを頂けたことは、
新しい旅の始まりでもありました。

もちろん初めてのことなので、
もろもろご指導を賜りながらの長い道のりでしたが、
自分の書いた文章だけではなく、
旅の思い出の結晶でもある写真まで含まれた本が形になったのは、
ととら亭で独立した時とはまた違う、感慨深いものがありましたね。

今月末から順次書店に並びます。
自分でいうのもなんですが、面白いですよ。
乞うご期待下さい!

えーじ
posted by ととら at 15:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2017年02月08日

ちょっと怖い話

昨日の『定休日』、
僕はこの時期恒例のしこしこ決算で、
朝からお店にこもっていました。

ともこがレシート入力を手伝ってくれたおかげで、
どうにか決算書を出力するところまで持ち込めたので、
今日はひと息つけたところです。
何とか取材旅行に出かける前には、
税理士さんのチェックを受けられる状態まで詰めたいですからね。

さて、この地味な作業をやっていて今回気付いたのは、
じわじわと浸透しつつあるマイナンバー。
確定申告の申告書には、この記入欄がしっかりありました。
これからそこかしこで同じように導入され、
役所、税務署、病院、銀行、クレジット会社、そして企業や学校・・・
行く行くは、こうした所のシステムがオンラインで結ばれると、
かなり詳しい個人のプロファイルを描き出すことが出来ます。

これに生体認証、画像解析の技術を組み合わせれば、
ジョージ・オーウェルの近未来小説『1984』に出て来る、
『ビッグブラザー』が現実のものになるもの、
そう遠い話ではないような気がします。

ああ、ドローンやロボット技術も足せば、
『ターミネーター』なんかも、
スクリーンの向こうの話ではなくなるかもしれませんね。

ん〜・・・アタマのイイ人間たちは、
何処へ行こうとしているのかしらん?

とまぁ、いつもの僕の夢想はともかくとして、
とてもリアルな話をひとつしましょうか。

昨日は先日お話した保健所さんの検査があったのですけどね、
その際に担当の方と話をしていて驚いたことがあります。

僕が受けたあの営業許可更新講習、
あれは月にたった1回しかやっていないそうで。

にもかかわらず、
中くらいの会議室程度の広さがある講堂に受講者はパラパラ。
正確には数えていませんが、ほぼ半分は空席だったので、
概ね25名前後しか出席していなかったのではないでしょうか。

これが何を意味するかお分かりになります?

営業許可の有効期限は7年間ですから、
中野区で2010年3月に開業して、
8年目(もしくは15年目)を迎えられたのは、
たったこれしかいない、ってことですよね?

むわぁ〜、怖ぇ〜・・・

確かに日本の飲食店の平均寿命は3〜4年と言われている訳です。
ととら亭を始める前にこの数字を目の当たりにしていたら、
かなりびびったことでしょう。

「そうですね、居ぬきで事業主がコロコロ変わっているテナントでは、
 私たちの方が物件に詳しい場合もありますよ」

とは保健所の方の話。
なるほど〜・・・

飲食業とは、冥府魔道の道と見つけたり。

独立をお考えの方は今一度ご一考を。

えーじ
posted by ととら at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年02月05日

パラレルワールドの入り口で

「えーじさん、スマホから印刷ってどうやるの?」

先日、大学を受験する息子さんのいる友人から、
こんなヘルプコールがありました。
最近では受験にも、ある程度のITリテラシーが求められるのか、
僕らがよくやるe-VISAを入力してから申請用紙を印刷するような手続きが、
多くの大学で採用され始めているそうです。

詳しく訊けば、友人のプリンタが壊れており、
願書の提出期限も迫っているとのこと。
そこで手っ取り早く、
僕のPCで受験者のパーソナルページから申請用紙をダウンロードし、
自宅にあるプリンタで印刷することにしました。

「すみません。よろしくお願いします」

間もなく、ととら亭に来た息子さんがカウンターで僕の隣に座りました。
聞いた大学名からウェブサイトの受験ページにアクセスし、
IDとパスワードの入力画面まで来たところで操作を息子さんにパス。
彼は真剣な面持ちで入力を始めました。

こういうシチュエーションは、思えば初めてだな・・・
もし、僕に息子がいたら、ちょうど彼くらいの年齢かもしれない。

僕の中で子供と言うと、かつては赤ちゃんをイメージしていたものですが、
この歳になると、イメージも歳を取っていかないとおかしい。
しかし、自宅に帰ったら髭の生えた息子や化粧した娘が待っていて、
「ねぇ、おとうさん! 新しいスマホに乗り換えたいんだけど!」
なんて言われる自分は、まったく想像が出来なかったんですよ。

いろんな人生があるものです。

僕は自分の選択でここまで来ました。
良くも悪くも、今ここにいる僕は、過去の僕が作り上げた結果です。
振り返れば、くねくねと曲がった過去の航跡には、
例えば、3カ月間に及ぶ中南米の旅や、ととら亭の開業など、
無数の分岐点が見え隠れしています。
その節目は、可能性と選択と言う言葉で言い換えられるのかもしれません。

あの日、あの時、あの分かれ道で、もし反対方向へ進んでいたら、
今ごろ僕は、どこで、誰と、何をしているのだろう?

皮ジャンとブーツ姿でオートバイに乗り、
ひとりで日本を旅している僕。

スーツ姿で会社に勤め、
自宅に帰れば受験を控えた子供のフォローをしている僕。

日本を捨て、遠い外国で現地の人々の大家族の一人になっている僕。

もしかしたら、この世界と並行する世界で、
僕は、それぞれの可能性と、
選択の先にある人生を歩んでいるのかもしれないな・・・

「あ、あの、えーじさん、すんません!」
「え? ああ! 出来たかい?」
「はい、このページです」
「じゃ、ダウンロードするから操作を変わろう」

おっと、ぼんやりしていました。

自分で考えている以上に、選択肢の数は多いもの。
しかしながら、同時にふたつの人生を生きることはできない。

そう考えると自分の下した判断の自信が揺らぐかもしれませんけど、
自己評価はどうあれ、
ひとは結果的に、自分にとってベストの選択をしている。
だから平凡に見える日常が、ある意味、ひとつの究極的な奇跡なんだ。

僕は最近、そんな風に思えてきました。

えーじ
posted by ととら at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年02月03日

僕らの街で

昨日はランチを休んでお役所回りに行って来ました。
まず、中野駅北口にある都税事務所さん。
ここは固定資産税申告書の提出です。

え? いつから不動産持ちになった?

いや、そんなものあるわけないじゃないですか。
土地や家屋ではなく、お店の『内装』が対象なんですよ。
ととら亭は僕らと同じ仮屋(テナント)住まい。
しかし壁紙から内側は、僕がおカネを払って作ってもらったので、
名義は僕なのです。

ちょっとイメージし難いのが、
『不動産』だけではなく、動かすことが可能な冷蔵庫やガスレンジなども、
固定資産税の対象となっていること。
一般的に購入価格が10万円以上で減価償却するものは、
固定資産ってことになるそうで。
雑多な費用の塊りである開業費用もぐるっとまとめてこれに含まれています。

で、概ね償却期間を超えてきましたから、
去年から固定資産税はゼロ。
それでも申告はしなければいけませんので、
固定資産の「増減なし」で申告書を提出したらおしまい。

冷たい北風が吹く中、今度は南口方面へ移動して保健所さんへ。
ここでは営業許可の延長を申請して講習を受けます。

飲食店の営業許可の有効期限は7年。
日本の飲食店の平均寿命は3〜4年と言われていますから、
これは言い換えると高齢者講習になるのかしらん?

ともあれ、これに招待されたことは、喜ぶべきことなのでしょう。
この歳まで生きて来れたのですからね。

約2時間の講習が終わると営業許可の申請です。
これは現場の検査ありきなので、
その日時のブッキングから始めるのですが、
ご担当の方が僕の書類を見るなり、

「ととら亭さん? ああ!
 今日は講習会でランチは休みって書いてありましたね!」

驚いたことに、その日は野方で別件の検査を行っており、
その際にととら亭の前を通りがかり、
外に出してあった黒板の告知をご覧になっていたとは!
しかもそれを屋号とペアで覚えていらっしゃった。

官民業種は違えども、
こうしてひとつの地域で一緒にやっているというのは、
嬉しくもあり、心強くもありますね。

思えば郵便配達さん、宅急便屋さんを始め、
会社は野方になくても、
この街が職場の一部である人たちが沢山います。
そしてその人たちは、時に住んでいる僕たち以上に、
野方のことを知っていたりするのですよね。

街は特定の誰かのものではない。
みんなでシェアしているんだな。

帰りのバスの中で、僕はそんなことを考えていました。

えーじ
posted by ととら at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年02月01日

気持ちと気持ち

先日、へぇ〜っと思ったニュースがありました。
それは『焼き鳥の食べ方』。

焼き鳥は『串から外して食べるべからず』なんですね。

温かい状態で食べるのが身上の料理ですから、
串から外し、冷めた皿の上に置けば、
みるみるうちに冷たくなって不味くなる。

そして焼き鳥を提供する店は一般的にオープンキッチンですから、
作り手は、その残念な食べ方を目の当たりにしてしまう。

当然、気持ちはがっかり・・・

この作り手側がした心情の吐露に対する反応は、きっぱり二分されたそうです。

A.どう食べようがお客の勝手
B.なるほど、次は串に刺したままがぶっと食べよう


あなたはどっちですか?

僕は基本的にAでいいと考えています。
だから、ととら亭でお客さまに、
「その料理はそんな風に召し上がらないで下さい」
と言ったことは一度もありません。

でも、ホンネはB。

開業して間もない頃、こんなことがありました。
質のいい秋鮭が入荷し、スポットでグラタンをやってみた時のこと。
カウンターに座ったお客さまがこれを注文し、

「すみません、タバスコはありますか?」

僕は一瞬躊躇しましたが、賄いで使っていたもの出したのです。
するとそのお客さまはグラタンの表面が真っ赤になるほど、
タバスコを振りかけたではないですか。
それも味見もせずに。

ありゃ〜・・・

お客さまは、美味しそうにそれを召し上がっていました。

先の意見でA派の方であれば、これでハッピーエンド。
しかし、そのグラタンを作ったともこの表情を見た僕は、
この一件以降、お店でタバスコを出すことはやめました。

あそこまでオリジナルを破壊して食べるのであれば、
プロの料理人が時間をかけて手作りしたものでなくても、
冷凍食品で十分ニーズは満たせる筈です。
言い換えれば、ととら亭に来る理由はありません。

ゴーマンに聞こえますか?

しかし、この話は、
皆さん全ての立場に当てはまると僕は考えているのですよ。

たとえばあなたが、教師やパフォーマーなど、
人前で話や演技をするのが仕事だとしましょう。

で、あなたの仕事中に最前列のお客さんの殆どが、
お喋りをしていたり、居眠りしていたら、どう思います?

ああ、別に構いませんよ、おカネはもうもらっていますから。

ホントに?
ではその割り切り方で、
より良いものを作ろう! より素晴らしいパフォーマンスを目指そう!
なんてモチベーションをキープできます?

日本は資本主義の国です。
おカネなくして仕事はあり得ません。
しかし、文化、ひいては文明を支えているもの、
それはおカネよりむしろ、
送り手と受け手の気持ちなのではないでしょうか?

え? また話がマクロになって来た?

では最後に、これだけは言えるということで締めましょう。

ととら亭は間もなく開業8年目に入ります。
ここまでこの仕事を続けて来れたのは、
多くのお客さまが『おカネを使ってくれた』からではありますが、
それ以上に、『僕たちの気持ちに気持ちで応えてくれた』からに他なりません。

もしそうでなかったら、たとえ儲かっていたとしても、
ともこも僕も、早々に移店するか、別の仕事を始めていたことでしょう。

国であろうが、街であろうが、組織であろうが、
小さなレストランであろうが、
人の営みを支えるために欠かせないもののひとつが、
かかわりあう人々の『気持ち』なのではないか?

ととら亭に限らず、自分がやって来た色々な仕事を振り返っても、
僕にはそう思えてならないのです。

えーじ
posted by ととら at 18:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月29日

ととらな本 その2

ととら亭を音楽のジャンルに当てはめるとしたら?

答えはクラシック。

そのココロは?

楽譜(レシピ)に忠実なお仕事だから。

旅先で出会った料理をアレンジせずに再現し、
お客さまとその感動をシェアすることが僕たちのミッションです。

実はこれ、料理に留まらず、
お店の設計やデザインにまでおよび、
きっちり考えてスコアを書き、その通りにプレイしているのですよ。

マジメでしょ?

確かに自分たちで何でもやらなければならないのは骨が折れますけど、
このやり方は自分たちのイメージの純度を保ったまま形にしようとした場合、
とてもいい方法なのです。

半面、長く続けていると、少々マンネリ化してきます。
取材旅行で新しいイメージのインプットはあるものの、
それを解釈するのは、ともこと僕の二人だけですからね。

今回の出版という仕事では、そのスタイルを大きく変えてみました。
もう一度音楽に例えるなら、まさにジャズ!

決まっているのは、曲のテーマとテンポとキーだけ。
それぞれのプレーヤーが曲を自由に解釈し、
手慣れた楽器で自分だけのプレイをしたのです

メンバーは、
「かもめの本棚」編集長 村尾由紀さん、
デザイナーの稲葉奏子さんと大口ユキエさん、
そして僕たち、ととら亭コンビ。

実際、この曲(本)の作曲者(著者)は僕ですが、
敢えて各プレーヤーのプレイには最初からオーダーをしませんでした。
必要なのは、スコア通りのプレイではなく、
このメンバーでしかできない、
バンド全体の『グルーブ』だったのですから。

そして届いたデザインを見てみれば・・・

bookdesign.jpg

封筒から出して一目見た途端、
僕たちは「これだ!」となりました。
まさしくテイク1でOKです。

ととら亭のグラフィックと同じように僕がデザインしていたら、
けしてこうはならなかったでしょう。

旅だけではなく、仕事でも大切なもの。
それはこうした『サプライズ』なんですよね。

えーじ
posted by ととら at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月26日

Have a big fun!

昨夜、仕事が終わって賄を食べる前、
メールチェックしたら TabiEats のサトシさんからメールが・・・

おお! アップロードしたのですね!

hqdefault.jpg
【ととら亭】
 世界旅行が楽しめる、
 東京・中野の小さくも素敵なレストラン


取材中はどんな風になるのかな? と思っていましたが、
なるほど、そう来ましたか〜!

取材される側の楽しみは、収録した個々のシーンから、
どのような全体が組み上げられたかを見ることです。

これ、プレゼントの箱を開ける時の、
ドキドキワクワク感とそっくりなんですよ。

そして開けた時、自分の予想をとは違う、
思わぬサプライズを見つけた時の嬉しさは、
皆さんもご記憶があることと思います。

それから超人気チャンネルなので、
瞬く間に寄せられた世界中からのコメントの数々。
これを読むのがまた楽しい。

で、ともこの感想は・・・

「へぇ〜、あたし、こんな風に喋ってるんだ〜」
「そうだよ」

「ん〜・・・」
「どうしたの?」
「あたし、カワイイ?」
「はぁ?」
「だから、可愛く映ってる?」

それは・・・
視聴者の方々に訊いてみましょう。

えーじ

tabieats.png
Food Travel Life TabiEats
posted by ととら at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月21日

逆取材 その2

先週行われた二つ目の取材は、かもめの本棚さん。
2015年にWEBインタビュー『旅の食卓から世界が見える』でお世話になり、
昨年は僕が執筆した『世界まるごとギョーザの旅』を掲載して頂きましたが、
今回は単行本化された『世界まるごとギョーザの旅』の発売に合わせ、
何と、ともこのインタビュー記事が出ます!

BGM(Opening Theme of Star Wars)

思えば彼女の単独企画は初めてですね。
実は今まで、起業当時の計画とは真逆になっていまして、
ととら亭はそもそも、
『旅の女性料理人』を主役としたストーリーだったのですよ。
僕の役割はプロデュースなので、舞台裏が仕事場。

しかし、この筋書きが最初にブレたのは、
2010年9月に行われた『アド街ック天国』の収録。
事前の打ち合わせでは、
ともこの調理シーンや料理の撮影だけという話だったのに、
当日突然、

「えーじさん、料理をサーブしながら、このセリフを喋って下さい」

とな!?

「い、いや、僕はいいですよ。彼女が主役ですから」

と辞退するも、

「それじゃあ困ります。やって下さいよ!」

そこから何かと喋るのは僕の役目に・・・

じゃあ、それが適役なのかっていうと、
ご来店の方ならご存じの通り。

それでもお客さまはいいですよ。
聞き流せば済む話ですから。
可哀想だったのは、僕のインタビュー記事を担当したライターさんです。

一度、僕が喋った内容をそのまま起こした文を読んだことがありますが、
キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』も、
裸足で逃げ出す支離滅裂ぶり。

で、今回はようやく話がレールに戻って、主役はともこなのです。

インタビュアーは、僕の本も担当してくれている村尾編集長。
カメラマンは川島さん。
そして2015年の僕のインタビューの被害者・・・
ではなくてフリーライターの山下さん。
多分、僕が登場しないことを前提に、引き受けてくれたのでしょう。
全員女性のインタビューチームです。

さて当日。
事前に頂いたアジェンダに沿ってインタビューが始まりました。

kamomeitv01.jpg

いいなぁ・・・
楽しそうに盛り上がるレディースのインタビュー。

kamomeitv02.jpg

僕は何をしているのかって?

お茶を出してから逆取材スナップを撮った後は、
村尾編集長から預かった原稿をかかえ、
ひとりカウンターの奥で単行本のデザインの校正。

ふ、オヤジの人生なんてこんなもんさ。

それにしても毎回思うのは、インタビュアーの質問のうまさ。
インタビューされる側は、ある意味、喋りたいことを喋ります。
ところが、それが読者の聞きたいものと一致するとは限りません。

そこでインタビュアーは上手く話の舵を取りながら、
流れを整理し、求められている内容を引き出しているのです。

これはインタビュアーのパーソナリティに左右されますが、
新聞、テレビ、雑誌など、メディアの種類もよっても微妙な違いがあります。

かもめの本棚さんは、今回もアットホームな雰囲気。
ですから、気を許したともこが脱線しないように、
ひとつだけ予めご注意を申し上げておきました。

それは、話題を「スーパーマーケット」に向けないこと。

ひとたびそんなことをしようものなら、
それまで大人しく答えていたともこが椅子の上に立ち上がり、
演説を始めることになりかねませんので。

そう、彼女のスーパーマーケットに関する入れ込みは、
並々ならないものがあるのです。
たとえば、どんなに疲れた日でも深夜の賄いを食べている時に、
ひょんなことから話がスーパーのことになると、
ヒトラーのような激しいジャスチャーを交えながら、
「丸正さん(野方にあるスーパーマーケット)で今日イチゴが特売だったのよ!
 こんなに大きい粒がワンパック280円!分かる? すごいお得!
 でね、その帰りに、
 さかがみさん(これも野方にあるスーパーマーケット)に寄ったらさ、
 カマンベールチーズが半額になってるじゃない? 思わず2個買っちゃった!
 ちょっとぉ! 聞いてる?」

夫婦そろって迷惑をかけないよう、僕は少々はらはらしておりましたが、
無事に終わってホッとしております。

掲載は3月上旬の予定。
お楽しみに!

えーじ

おっと、もう一人、紹介するのを忘れていました。

loo.jpg

かもめの本棚さんのマスコット、かもめのルー。
インタビューだけではなく、
飲み会のレギュラーメンバーでもあるそうで。
ととら亭にもこうしてよく来てくれています。
僕は初対面の時、ペンギンと間違えてしまいました。

ごめんね、ルー。
posted by ととら at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月18日

逆取材 その1

間もなく僕たちは料理の取材旅行に出かけますが、
この仕事をしていると、
しばしば立場が入れ替わることもあります。

取材する側、される側。

分野の異なるエキスパートたちとの出会いは、
毎回、僕たちの視野を広げてくれるきっかけのひとつ。

この2日間、続けて素敵な人たちと仕事が出来たので、
今日は皆さんにその舞台裏をちょろっとご覧に入れましょう。

一昨日は今を時めくユーチューバー、
TabiEatsシンイチさん(左)とサトシさん(右)。

tabieats01.jpg

世界の食べ物をユニークな視点で紹介するゴキゲンな動画は、
日本のみならず、世界中の視聴者に繰り返し再生されています。
僕も毎回見ていますけど、
外国の話だけではなく、身近なコンビニネタ、自販機ネタなど、
ととら亭とは全く違う切り口はいつも新鮮です。
特にインスタントラーメンでピザを作ったり、
ポテトチップスのお好み焼きなど、
サトシさんの斬新な発想にはともこも驚くことしきり。
そして、お二人の軽妙なトークにつられて、
つい次々と別の動画を再生してしまうんですよね。

tabieats02.jpg

もうひとつ、TabiEatsの思わぬ魅力は、
シンイチさんの話す英語。
そう、彼らの動画の会話は殆どが英語。(日本語字幕もあります)
見かけと名前からは分かりませんが、
シンイチさんはハワイ育ちの Native English Speaker。
そのソフトで聞き取り易い話し方から、
「英会話の練習で見ています!」
なんて彼らも予想していなかった視聴者も。

tabieats03.jpg

さて、ととら亭にやって来た彼らのお目当ては当然、旅の料理。
僕たちの目の前で繰り広げられる彼らの仕事ぶりに、
いつしか僕らも時間を忘れて見入ってしまいました。

アップロードは来週の予定。
お楽しみに!

えーじ
posted by ととら at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月15日

第13回取材旅行の準備 その2

10月下旬に第一報をお話してから大分日にちが経ちましたが、
いよいよ出発まで1カ月を切りました。
この時期になると気になるのが現地の治安と天候。
幸い外務省の安全情報や報道各社のニュースによれば、
現地の状況は悪くないようですね。

問題は天気。
昨日から東京は寒気に包まれ、
今朝がたマイナス2度まで気温が下がりましたけど、
そのくらいで、さみぃ〜、なんて言っていられません。
バルカン半島、中でも山間部に位置するマケドニアのスコピエは、
最高気温がマイナス12度、最低はマイナス25度!

おいおい、何を着て行けばいいんだ?

と途方に暮れそうになったものの、
欧州の寒波は弱まりつつあり、今日の予報によると、
スコピエもマイナス1度からマイナス12度。
日本でいえば概ね札幌と同じくらい。
これならニセコでスキーと思えば、まぁ何とかなる気温です。

しかし移動中のトラブルで吹きさらしの戸外に1時間・・・
なんてことが普通に起こる僕たちの旅。
更に悪い予感はやたらとよく当たる僕の直観は、
既にイヤなシグナルをキャッチしつつあります。
ふと3年前のトロントで震え上がった事件が頭をよぎりました。

ああいうのはもう勘弁してほしいもんだけど・・・

バルカン半島の交通事情はちょいと微妙で、
こと鉄道の運行に関する評判は芳しいものではありません。
では庶民の主な足のバスはどうかと言えば、
降雪や凍結などの道路状況と、国境における難民の対応も考えると、
これまたすんなり行くとは考え難い。

今回はこうした事情から陸路の移動は事前にブッキングせず、
フレキシブルに出たとこ勝負でコマを進めようと思っています。

はてさて、どうなることやら?

えーじ
posted by ととら at 15:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月13日

ととらな本 その1

気が付けば、このすちゃらかブログも今回で1011本!
ともこが書いたのは10本くらいですから、
僕だけでも1000本超え!
ん〜・・・駄文とはいえ書きも書いたり6年10ヶ月。

以前お話しましたように、
企画当初は分かり難い『旅の食堂』を説明するのが趣旨でした。
ところがそんなネタは半年も経たずに底を尽き、
そこからは先は読者の皆さまご存じの通り。

で、労働時間400時間/月のブラックレストランで働く僕が、
どんな風に月10本以上のブログを書いているのかと申しますと、
執筆行程の90%前後は『ながら書き』。
よくやるパターンは朝の掃除をしながらネタを考えて、
アイドルタイムに、
IT稼業で培った高速タイピングでちゃちゃっと書いているのです。
(ヒマな店だね)

一応、オフィシャルなものですから校正はしますよ。
でもアップロードする直前に1回だけ。
推敲は・・・あまりしません。
ととら亭での会話のように、『ライブ感を大切にしている』のです。
と言うと聞こえがいいかもしれませんが、
それ故に僕の話癖の「熱いホットコーヒー」みたいな二重形容や、
まわりくどい言い回しがそのまま出てしまっています。

しかし! 本は違います。

同じ仕事でも出版社さんとのコラボレーション。
予算も先方持ち、とあらば、大先生ではない僕が勝手な駄文を書き散らしてOK!
とはなるはずがありません。

何度も読み返して推敲しましたし、校正も、ともこと個別のクロスチェック。
さらにその後で怖い赤ペン先生の、
もとい、やさしい編集長の、

「えーじさん、ここ、会話文が長すぎ!」
「表現に統一感がありませんね!」
「この文の読点はこっちへ!」

と、ご指導もビシバシ賜り、かなりまっとうな文章になっています。
(当人比)

そんな怒涛の執筆も昨年10月中にほぼ終わり、
先月は最終校正も終わって後は来週のデザイン校正を残すのみ。

どんな見栄えになっているんだろ?
我がことながら、とても楽しみです。

えーじ
posted by ととら at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月11日

ささやかな打ち上げ

一昨日の月曜日、営業が終わってから、
高円寺にある行きつけの中華屋さんで2人だけの打ち上げをやりました。

年末年始の繁忙期が終わり、旅のメニューが切り替わるこのタイミング。

年末と言えば1年の大きな節目ですが、
僕たちには1月の連休明けもまた仕事の区切り目なのです。

ここでようやくホッと一息ついて、
今年の事業計画をもとに具体的な次のステップを考えます。

次なる僕のタスクは確定申告に向けた決算。
2月の取材旅行前には保健所の営業許可も更新しなければなりません。
どれもトチると御上が絡んでいるので要注意。

それにしても昨年の経営環境は厳しかった!
ととら亭のように固定費を極限的に圧縮したセコイ事業ならともかく、
従業員さんをかかえ、高家賃の物件で営業しているところは、
ともするとオーナーさんより従業員さんの方が高給取り、
なんて話が珍しくありません。

また、今月の売り上げで今月の支払いをやらねばならないような、
体力のない小さな店にも、強烈な淘汰圧がかかっています。
ここ野方も例外ではなく、昨年中に閉店した飲食店が大分ありました。

そんな荒海の航海を乗り切れたことに、
僕たちは乾杯していたのです。

2017年は各界の専門家ですら予測の立たない波乱の年。
儲ける云々ではなく、どう生き延びるか?
それが僕らの To be or not to be でございます。

さて、今年もセコく行きますか!
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2017年01月09日

個人目標 2017

シンプルな人生。
スローダウンした生活。


独立2年目に『裸のマスター事件』を引き起こして以来、
悔い改めた僕が毎年年初に目標としたこの2点は、
時間をかけただけあって大分成果が出てきました。

これを逆にした、以前の

複雑な人生。
ジェットコースターのような生活。


これは落とし穴のようなもので、
はまっていると分かりませんが、
外へ出てみれば、

「ありゃ〜、あれに落っこちてたのね」

と、自分のアホさ加減が客観的に見えるものです。

確かに去年を振り返ると波乱万丈モードに変わりはないとはいえ、
あの穴から抜け出たお蔭で、
困難に対する態度は大きく変わりました。

とにかくシンプルに、そしてゆっくり。
結果的にはこれが解決への最短距離なんですよね、

さて、そこで今年はもう一つ挑戦したいと思います。

それはモノの整理。

いや、2Kアパート住まいの僕たちは、そもそもモノ持ちではないのですが、
それでもよく見てみれば、
『使っていない』か『使う予定のない』モノが結構あります。

本やCDは一定量を超えるとみなリサイクルに回していのでOK。
となると、残るは『IT稼業時代のレガシー』・・・かな?
今更LinuxサーバとWindowsクライアントの混成環境をこさえて実習、
なんてことはしないし、ハイスペックPCの自作も考えていないのだから、
そのうち使うかも? と思ってしまってあるジャンクは処分するとしましょう。

ところが一番場所を取っているモノが片付けられない。

それは仕事の書類。

税務関係書類の保管義務期間は7年もあります。
電子ファイルは問題ありませんが、
領収証や伝票など、紙ものはダンボール箱に入れて毎年増殖する一方。
それもマックス状態のほぼ7年分になりますから、
圧迫感はかなりのものなのです。

地震の時にあれが崩れてお陀仏・・・・なんて最後はイヤだな。

え? ならば仕事のものは店に置けばいい?

ふ〜・・・それが出来るくらいなら、
アパートのキッチンにワインの箱が積んである、なんてことにはなりませんよ。
狭小テナントのご多分に漏れず、ととら亭もモノの置き場は頭痛のタネです。

この辺ももうちょっとすっきりできないかしらん?

という訳で、
今年は店舗と自宅のモノの整理と圧縮を目標にしたいと思います。

えーじ
posted by ととら at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月06日

今日は初日

何とか日付が変わる前にアップロード!
と思っていましたが、
すみません、ちと間に合いませんでした。

チェコ・スロバキア料理特集

今回はグランドメニューのページにも手を入れていたので、
本の執筆の時のように、
書けども書けども終わらない・・・のお店にこもった2日間。
しかし、頑張った甲斐あって、
ディナーメニューのページをご覧あれ!
洋食色が薄まり、より『旅の食堂』らしくなったと思います。
ま、ちょいとしたマイナーチェンジですけどね。

ともこはクネドリーキ(今度の特集で使うふかふかのパン)が、
茹で上がるとしぼんでしまうバグ潰しで苦戦していましたが、
僕がレスキューする前に自己解決していました。

ん〜・・・腕を上げたなケンシロウ。

さぁ、明日のディナーは初日。
旅の料理の特集はかれこれ28回目になるものの、
やっぱりお客さまの感触を得るまでは緊張します。
チェコ・スロバキア料理を注文する今年最初のお客さまは誰かな?

それでは、おやすみなさい。

えーじ
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2017年01月04日

仕事始め 2017

と言っても、
ととら亭の営業は6日(金)のディナーから。

にもかかわらず『仕事始め』という、そのココロは?

旅のメニューの切り換えです。

そう、1月の営業スケジュールでもお伝えしましたように、
『チェコ・スロバキア料理』が始まります。
ご存じの通り、この切り換えがえらく工数の多い仕事なので、
2日前からお店にこもっている訳です。

ともあれ午前中は、
エスプレッソのダブルで頭を仕事モードに切り替えてから、
2017年の事業計画の最終チェックを始めました。

ととら亭の仕事は1年の前半に大きいタスクが詰まっていて、
7月の旅のメニュー変えが終わるまで、
字義通り、ムギュっという状態なのですよ。
ですからスタートの時点で段取り作りをトチると、
ゴールデンウィークが始まる頃には、
頭の周りで星がピヨピヨ回ることになりかねません。

と鼻息荒く話し始めたものの無理は禁物。
昨年はいろいろご心配をおかけしましたからね。
今は健康を最優先にして、二人ともすこぶる元気です。
昨日なんて終日完全にオフにしたのですよ。
時間があれば、何かと仕事を始めてしまう悪い癖も、この日は封印。

朝は目覚ましをセットせず、
ランチもディナーも自宅でゆっくり食べました。

ぐっすり眠ってしっかり食べる。

この基本を大切に、2017年の仕事を始めようと思います。

えーじ
posted by ととら at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月01日

2017年の目標

あけまして おめでとうございます。

今年の最初の日、皆さんはどう過ごされたのでしょうか?
僕たちは昨日から智子の実家の高崎市へ行き、
数週間ぶりにのんびり過ごしました。

19時過ぎに野方へ戻り、夕食は自宅で。
小さな食卓に乗った料理は、まぁ質素なものですが、
風呂に入ってから時間を気にせず食べる食事は、
僕たちにとってひとつのご馳走なのですよ。

明日も僕の実家がある横浜へ行きますが、
昼に着けばいいので、これまた朝はゆっくり。

という訳で、この1年は、
こうした余裕を大切にしたい。

そう思っています。

えーじ
posted by ととら at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月31日

Big Thanks with LOVE

ととら亭は2016年の営業を全て終了しました。

野方で、東京で、日本で、世界で、
僕たちの旅を支えてくれたすべての人に、

どうもありがとう。

それから、
ともこが病気だった時に温かい声をかけてくれた皆さま、
僕たちがその言葉を忘れることはないでしょう。

どうもありがとう。

来たる年が、
この青い小さな星に住む、
すべての生きとし生けるものにとって、
幸せなものでありますように。

us2017.jpg

ともこ & えーじ
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2016年12月30日

仕事納め2016

今年最後のランチ営業が先ほど終わりました。

2016年はあまりにも色々なことがあったので、
今の気分はさながら、
長い旅の終わりに空港のボーディングゲート前で、
成田行きの便の出発を待っているような感じです。

ふぅ、ようやくここまで来たか・・・
と一息つきたいところですが、まだ旅が終わった訳ではありません。
間もなく今年最後のディナーが始まります。
気を引き締め直してゴールを目指さなければ。

最後のお客さんは誰かな?

えーじ
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2016年12月28日

Keep on Running!

今日で連続営業8日目。
今年は仕事納めの30日まで都合10日間休みなし。
繁忙期にこれをやると結構堪えますね。

しかしながらこの1年を振り返れば、
渦中の仕事が楽に思えるくらい公私ともに色々ありました。

まずはハードルが高かった取材地。
サハラ以南のアフリカは文化的にも初体験でしたし、
元社会主義圏の中央アジアも初めて足を踏み入れる地域だったので、
出発前からやってくるお約束のハプニング。

そして、それらの旅の前後にはともこを始め、
家族の入院が立て続けにありました。
僕は自分が痛い目に遭うだけなら、あまり心配しない方ですが、
僕の力が及ばないことで家族が苦しむ姿を見るのは、
さすがにいたたまれないものがありました。

今でこそ、それらの山を越えて呑気な顔をしていますが、
ほんと、1年を通して落ち着くことのない日々の連続。
正直、「ふぅ〜・・・キツイね、こりゃ」
と独り言ちそうになったことも思い出します。

しかし、困ったもので、
そうもさせてもらえない別の事情があったのですよ。

僕の周りには、

か細い体でがんのつらい治療と向き合う彼女、
98歳にして介護保険を使わず一人で生活する大先輩、
貧困の中でさらに貧しい人々を救おうとする彼、
失明へと向かいつつも多くの社員さんを支えるあいつ、
重い事故の後遺症と向き合う彼女、
体がボロボロになっても不敵に笑うあいつ、
そして、永らく闘病していたパートナーを看取った彼女・・・

そんな人たちに囲まれていると、
なかなか言わせてもらえないんですよ、
「疲れた・・・」とか「つらいなぁ・・・」ってね。

だから僕も、

「なんだよ、みんな、まだ休まないのか?
 しょうがねぇなぁ」

という訳で、もう一度走り始めるのです。

そう、確かに大分ガタが来はじめてはいても、
まだ走れる。
走れなくなっても、歩ける。

それじゃもう一丁、行ってみますか!

えーじ
posted by ととら at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記