2019年11月21日

またもや謎の金曜日

「すみません、
 22日、金曜日のディナーはもう満席になっておりまして・・・」

Alas! この1週間で何度このお話をしたことでしょう。

明日のディナーは、
先週末の時点で満席になってしまったのですよ。

商売繁盛! めでたし、めでたし・・・

これがミシュランで星を取ったレストランであれば、
こんな結びで終るんでしょうけどね。

しかし、ととら亭の場合、
先のような電話がかかって来るのは、
きまって昨晩や今夜のようなディナータイム。

そう、外を吹く木枯らしが店内にも吹き込んでくるような、
寒くて静か〜な晩に、電話が鳴るのです。
しかも予約は一番来てほしい『今』ではない。

な、なぜだ?

今夜来てくれればマンツーマンで接客しちゃうし、
料理も怒涛の勢いで出るというのに。

実はこういうの、ほんとによくあるんですよ。
だから明日とその後の成り行きもお馴染みのもの。

明日が、

「すみません、ただいま満席になっておりまして・・・」

で、せっかくご来店されたお客さまを何組もお断りし、

翌日は手持無沙汰な僕らがカウンターの中で、

「ねぇ、昨日はいれなかったお客さん、いま来ないかなぁ・・・」
「はぁ〜、うまくいかないねぇ・・・」

ってな会話をする。

あと3カ月ちょいでととら亭も10周年。
いつまでも変わらないのは、再現度の高い旅の料理だけではなく、
『期間限定の繁盛店』という店舗特性も・・・
デビュー当時のままなんですよね。

えーじ
posted by ととら at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月17日

平等という青い鳥 後編

『努力が報われる社会』を望みつつ『格差社会』を否定する。

これを矛盾に終わらせない方法はあるのか?

ありました?

ん〜・・・難しいですよね?

教育に限っていうなら、
日本でもぼちぼち進められている、
『学費の完全無償化』という方法がありますけど、
これとて『公』の部分では平等性が確保されても、
格差の結果としての私財を投じるプラスアルファ、
つまり『民』による高価な教育商品の存在は、
少なからず差を生み出し続けるでしょう。

また、ここでは別の矛盾も伴ってきます。
それは、『税は悪なり』と『豊かな行政サービス』。

言うまでもありませんが、
資本主義社会に『無料』はありません。
学生(もしくはその親)が学費を払わないのであれば、
誰がそれを払うのか?

数万人のボランティア教育関係者と、
教材と場を無償提供する企業がないのであれば、
それは税金で賄うしかない。
(ですよね?)

しかし現状そんな予算がないとなれば、
これまた増税以外に選択肢はない。
(ですよね?)

ところがここで立ちはだかる『税は悪なり』という意識の壁。

先日執行された消費増税でも明らかなように、
与党の増税案は野党による格好の攻撃材料になりますし、
僕ら市井の感覚でも「え〜、税金上がるの? やだな・・・」

でしょ?

暮しが楽になるサービスはじゃんじゃん欲しい。
でも、その費用は負担したくない。

これが『努力が報われる社会』を望みつつ、
『格差社会』を否定する矛盾の前にある、
もうひとつの矛盾なんですよ。

困りました。

たぶん、ここでは社会生活において誰もが例外なく必要なこと、
すなわち子育て(※)、教育、医療、介護は個人が直接費用負担するより、
予め税として徴収し、公の予算から賄う方が、
結果的に個人的なコストも下がる、
という説明のつく社会システムの構築が必要なのかもしれません。

そして収入格差は累進課税率をより上げることで圧縮し、
そこから得られる税収で国民すべてを網掛する、
先の全方位的福祉システムの予算を補完する。

この仕組みには、他にふたつのメリットも考えられます。

子育て、教育、医療、介護の個人的直接負担の解消は、
社会不安の大きな部分の解消にも繋がり、
結果的に「とにかくおカネを貯めなくちゃ・・・」という、
青天井労働からの解放と、
タンス預金による不景気の種が芽を出す前に摘むことも、
けっこう期待できるでしょう。

え? そんな理屈を君が考えたのかって?

白状します。
これは北欧5カ国で実際に稼働している社会システムの、
概略をパクったものなんですよ。

なかなか大したもんだと思いません?

ただ、僕たちが彼らのような社会を実現するには、
もっとより根源的な矛盾と向き合う必要があると思います。

それは、
僕たちが常に他者の存在を前提とした『社会的な生き物である』という事実と、
『自分ファーストが幸福への最短距離である』という幻想の矛盾。

つまり、
アメリカンドリームをいまだ夢見ているうちは道遠し。

ということになるんじゃないのかな?

えーじ

※ 子育ては子供のいない人にも該当します。
  育てられた、のですからね。
posted by ととら at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月15日

トルコワインフェアが始まります!

イスラム教の国と言うと、
食の戒律であるハラールを守り、厳しい断食のラマダンを行う、
敬虔な信徒のイメージを思い浮かべるかもしれませんが、
実はコーランの教えにもそれぞれの解釈があり、
けして世界中で統一されているわけではありません。

なかでも分かり易いのは、
飲酒についての違いではないでしょうか?

さすがにお膝元のアラビア半島の国々では、
キリスト教徒の割合が人口の3割以上を占めるレバノンを除き、
かなり厳格に守られています。

しかし、これが同じアラブ系でも北アフリカの国々ではだいぶ緩み、
居酒屋でビールを飲むムスリムが結構いましたし、
民族が異なるトュルク系民族の国々
(トルコ、アゼルバイジャン、ウズベキスタンなど)
ともなると「飲酒はOKなのかしらん?」と思えるほど、
おおっぴらにお酒を飲む光景が見られます。

ま、確かにコーランを読む限り、飲酒そのものを禁止した記述はなく、
(豚は問答無用でNGでしたが・・・)
マホメットが口を酸っぱくして言っていたのは、
「酔っぱらって礼拝にくるんじゃねぇ!」でしたからね。
(ん〜・・・わかる気がします)

むしろ彼は信徒に天国を説明する際、
「いいかい、天国ってのはね、美しい乙女がわんさかいて、
 (文脈からして男性に話していますね)
 いくら飲んでも頭の痛くならない、いい酒が川のように流れているんだよ」
と言っていたのです。

つまり酒を絶対悪とはしていない。

こうした背景からか、
意外にもモロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、
そしてトルコなどムスリムの国々で、
質の高いワインが生産されているのですね。

とりわけワイン発祥の地、
ジョージア(グルジア)に近いアナトリア半島に位置するトルコでは、
トュルク系の民族がやって来る、
はるか前の紀元前4000年前後からワインが造られていたそうな。

と、壮大な前置きをしたところで現代の話です。

来春から始まるトルコ料理特集パート2に先立ち、
本日よりトルコワインフェアを始めます!

グラスで気軽にお楽しみ頂けますので、
ぜひこの機会に珍しいワインを味見してみてはいかがでしょう?

期間は11月24日(日)まで。

数に限りがございますので売り切れ御免です!

えーじ
posted by ととら at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月13日

平等という青い鳥 前編

同じ人がやっている議論でも、
議題が変わったら、
あれ? さっき言ってたことと矛盾してない?

そんな風に感じた経験はありませんか?

最近、僕が首を傾げているのが、
『格差社会』と『努力が報われる社会』の議論。

さまざまな場面で格差社会、
とりわけ収入格差は「悪いことである!」
というニュアンスで語られていますよね?

なるほど。

方や、どんなに努力しても報われない、
たとえば貧困が構造化している南西アジアや、
サハラ砂漠以南のアフリカ、中南米の社会の話になると、
「ああ、日本に生まれて良かった!」となる。

個人的にがんばったんだから、
その努力に応じて個人的なご褒美(結果)も欲しい。
それが実現している社会は素晴らしい。

なるほど。

なんですけどね、
これが横並びにされると、
僕にはよく分からなくなるんですよ。
(頭悪くてすみません)

だってね、
たとえば収入格差を例にすると、
スタートラインで平等性が確保されていたとしても、
個人的な努力の結果にはとうぜん差が出てくるでしょう?

そして、
その『結果』は基本的に譲渡や相続が可能なものが多い。
となると、努力 → 結果 → 譲渡(相続) → その上で努力・・・
このサイクルが世代を跨いで回れば回るほど、
必然的にスタートラインの平等性はなし崩しになってしまう。

つまり、努力が報われる自由競争社会において、
平等性はスタート時点ですら成立しようがない。

って、ことにならないかしらん?

その格差を『身の丈』として甘受し、
「しょうがないよね〜・・・」と諦める以外に、
何か選択肢はあるのか?

はてさて・・・

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月10日

国際B級グルメ祭にて

今年の酉の市は11月8日(金)と20日(水)・・・か。

ん〜、どっちも営業日だな。
それじゃ前夜祭に行こう!

と調べてみれば、
歩いて行ける練馬の大鳥神社は、
24時近くにならないとやっていないそうな。

そこで木曜日の夜、ワープスピードで店を片付け、
夕方から盛り上がっているらしい、
花園神社に行ってきました。

ti19_shrine.jpg

さすがは新宿。
平日の夜でもすごい人出ですね。
僕らはさっそく古い熊手を奉納し、
今年の神社純正ニューモデル(800円也)をゲット。
これで2020年もセコく儲けようと思います。

ti19_kumade.jpg

そしてふたつめのミッションのはじまり始まり。

昨今、酉の市の屋台も国際色が豊かになりました。
そこで旅の食堂としては、
お好み焼きやおでんなど日本勢ではなく、
外国料理の屋台を調べてみることにしたのです。

ti19_hotdog.jpg

おお、懐かしい!
僕が生まれ育った横浜の本牧では、
日米合同盆踊りの定番だったホットドッグ。
しかし、なぜか他ではほとんど見かけません。
不思議だな、美味しいのに。

ここの屋台のニューヨークスタイルホットドッグは、
スタテン島へ行くフェリー乗り場で食べたものと、
似ても似つかぬものでしたが、これはこれでうまい!
ソーセージは熱々ではじけてるし、
パンもしっかり焼けてて香ばしい。
その上ご覧のとおりのボリュームで500円とは安いじゃないか!

日本はハンバーガーこそ根付いたものの、
ことホットドッグに関してはイマイチなんですよね。
専門店ってぜんぜんないでしょ?

ti19_cheesedog.jpg

次は韓国から来たチーズハットグ。
これ、去年の酉の市で初めて食べたのですけど、
チーズ版コーンドッグともいえるしろもの。
中にソーセージがちょろっと入ってるバージョンもありますが、
今回食べたのはチーズ100パーセントでした。
トマトケチャップの絡んだチープな味わいがマシッソヨ(おいしい)!

ti19_tantuniwagon.jpg

お、トルコか? ドネルケバブがある!
と思ったら早合点でした。
なになに・・・タントゥニ・・・とな?
初めて聞きました。そんな料理あったっけ?
で、調べてみれば、トルコ中南部の街、メルシンの名物料理だって?
おいおい、今年の1月に行ったアダナのすぐ近くじゃん。
食べておけば良かった。調査漏れだな・・・反省。

ti19_tantuni.jpg

タントゥニとは、ほんのりクミンが香るラムやビーフの細切り肉を炒め、
オニオンスライス、パセリ、トマトの角切りとともに、
ラヴァシュ(薄焼きパン)でくるんだストリートフード。
(写真が分かりにくくてすんません)
ここではさすがにラヴァシュが手に入らないので、
既製品のトルティージャで代用していましたが、
レシピはこの料理のお約束をきちんと守っていましたね。
意外とあっさりした味わいでとてもおいしい。

そして締めは中国のシャーピン。
粉モノの連続でもうお腹パンパンです。

酉の市で並ぶ屋台の変遷は時代を反映していて、
いつも勉強になります。
国際社会の縮図が身近なところで感じられますからね。
そういえば今年はタイ料理を見かけなかったな。
浅草では出ていたのかしらん?

酉の市でちょっとした海外旅行を楽しむ。
こんなのも、ととら的にはありだと思ってます。

えーじ
posted by ととら at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月07日

よろず屋ととら

先日の『定休日』。
僕たちは春秋恒例の床のワックスがけをやっていました。

内容が内容ですから、二人とも普段の仕事とは恰好が違います。
ジーンズにTシャツで純粋に肉体労働仕様。
(ま、普段も肉体労働ですが・・・)

ホールのテーブルや椅子を脇に寄せ、
水と洗剤を撒いた床をデッキブラシでゴシゴシゴシゴシ・・・

ようやく終わろうとした夕方、
ふと視線を感じて外を見ると、
年配の男性ふたりが店内をのぞき込んでいます。

「あれ、今日は休みなのかな?」
「お店の人じゃなくて掃除の人がいるよ」

ハズレ〜!
お店の人です。

あ、半分アタリか。
掃除の人でもありますので。

えーじ
posted by ととら at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月04日

不都合な事実

正直に言いましょう。

成功。
勝利。

大好きです。
これを目指してあくせくやって来ました。

さらに言いましょう。

失敗。
敗北。

大嫌いです。
これを避けてせこせこ回り道をしていました。

しかし、この歳になると、
認めたくないことも認めざるを得なくなる時があります。

それは忌み嫌っていた、失敗、敗北という相手こそが、
人生における、最も優れた教師だった・・・

ということ。

思い起こせば、
横浜のラオウかデスラー総統のようだった若造が、
ちっとはましになったきっかけは、
おしなべて、

やった〜っ!

ではなく、

な・・・なぜだ?

な時でした。

そう気付いてから、よくよく相手の顔を見てみると、
失敗や敗北ってやつは、意外とやさしい目をしているんですよね。

それにひきかえ親友だと信じ込んでいた成功と勝利ってのは、
一見、頼りになりそうな正義面をしてはいますが、
ときどき、ずる賢い笑い方をするじゃないですか。

いや、僕はここで、失敗と付き合って、
成功に背を向けろと言っているのではありません。

事実と向き合って、
ほんの少し、失敗と成功の評価を変えてみてもいいんじゃないか?

と思ったのですよ。

一昨日行われたラグビーワールドカップの決勝戦。
優勝した南アフリカは、
4年前、日本にまさかの敗北を喫してしまいました。
その苦い経験から彼らは何を学んだのか。
まさしく、それが現れたかのような試合でしたね。

失敗や敗北は、ただそのままであれば、
悲しく、つらい思い出にしかなりません。

でも、彼は何かを僕らに教えようとしているのではないか?

それに気付いた時、
試験の成績が上がることよりも、社会的地位が上がることよりも、
ひとりの人間として、
僕らは成長するチャンスを手にするのかもしれない・・・

これを認めるのに必要なのは、
プライドを脱ぎ捨てた謙虚さと、ほんのちょっぴりの勇気・・・
だけでいいんじゃないかな?

えーじ
posted by ととら at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年11月01日

第7回研修旅行 その2

お約束です。

旅行のブッキングを始めるまでは、
シリア、イスラエルなど周囲の火事場をよそに、
危険情報がレベル1だったレバノンのベイルート。

たびレジに登録していても、
外務省さんからは1通のメールすら届いていませんでした。

ところが!

お約束です。

『10月17日夜、ベイルートのダウンタウン地区を含む全国各地において、
 政府による増税を含む予算案に対する抗議活動が行われました。』

と一報が入った途端、立て続けに道路封鎖や警察との小競り合い、
ヒズボラと反政府グループの衝突など、
不穏なムードのニュースが届きはじめ、
月末には「こりゃ、ほとんど香港じゃん?」な状態に。

空港から市内中心部までの道も、そこかしこで封鎖され、
「どうしたもんだろ?」と、
はらはらしながら情勢を見守っていたのですよ。

さいわい一昨日のニュースではハリーリ首相が辞任して、
事態は沈静化に向かいつつあると結ばれていました。
ま、次の指導者を選ぶのも、
その後の組閣もすんなり行くとは考えられませんが、
とりあえず、いい方向へ進んだ・・・と思いたいですね。

経由地であり1泊2日で下見もするUAEのアブダビは、
イエメンのフーシ派が脅しをかけて来てはいるものの、
実力行使に出る可能性は低い・・・
と考えています。

サウジのコンビナートをドローンで攻撃した件では、
イランの影もちらほら見えているようですが、
アメリカとの緊張が高まる中、
トランプ大統領に武力行使を正当化させるような理由を与える愚策は、
さすがに取らないでしょうね。
(・・・と思いたい)

それからトルコのクルド人に対する越境攻撃は・・・
アメリカのIS指導者の暗殺の余波は・・・
シリアのサダト大統領の動向は・・・
イスラエルとヒズボラの小競り合いは・・・

とまぁ、中近東の旅は毎回こんな調子で、
予断の許されない状態がずっと続いて行くのですよ。

なんとか束の間の平和の間に、
中東の食文化の中心ともいえる、
レバノンの料理を調べて来たいのですけどね。

出発まであと24日・・・か。

Be good guys!!

えーじ
posted by ととら at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年10月29日

8センチの衝撃

先日、ふたりの区民検診結果が出そろったときのこと。

「えーじ、どうだった? 結果表見せて」
「ああ、春に受けた人間ドックの結果とほとんど同じだったよ。
 コレステロール値がちょっと上がってたけどね」
「ほんと?」
「うん。たぶん検査に行く前に、
 試作のオストパイを食べまくっていたからじゃないかな?」
「そうか、あれだけチーズを食べ続けると、
 数字にも表れちゃうかもね」
「あれ以来、もう食べてないから今は平常値に戻ってると思うよ」

「ほかには何も言われなかった?」
「うん」
「ほんと〜? どれどれ、よく見ておかなくちゃ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ”〜っ!
「うわぁ、びっくりした、なんか変なこと書いてある?」

「ありえないわ!」
「え? なんか病気?」
「なにこの腹囲!」
「腹囲? メタボって言われなかったよ」
「そうじゃなくて!」
「・・・・?」

「なんであたしと8センチしか差がないのよ?」
「・・・・? 8センチ僕の方が大きいんでしょ?」
「だからどうして8センチしか大きくないのよ?」
「・・・・? 身長が違うからそんなもんじゃない?」
「身長の差は?」
「16、7センチくらいじゃない?」
「じゃ、腹囲の差だって、それくらいなくっちゃおかしいじゃん!」
「そうなの?」
「そうよ!」
「って言われてもなぁ」

「もうショック! 今日からビールやめた!」

だ、そうでございます。

えーじ
posted by ととら at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年10月26日

チーズは好物なんですが・・・

スウェーデン料理特集が始まって2週間が過ぎました。
その前にやっていたエジプト料理に比べると、
さすがにインパクトは欠けるかも?
と思っていましたが、
予想以上のご好評を頂き、僕たちもほっとしています。

そこで今日はちょっとその舞台裏をお見せしましょう。

hallostpaj.jpg

これ、前菜で出しているオストパイの焼き立ての状態。
いかがです? 美味しそうでしょ?

そう、美味しいんですよ、僕らもそう思いました、
1ピースならね。

しかし、『旅の食堂』というブラックな仕事に、
「美味しい」だけで済む話は滅多にありません。

話は試作の段階に遡ります。

大まかなレシピからプロトタイプの1号を焼き上げて試食。
次は生地のオイル感とチーズの風味や食感の修正をして2号を焼き、
更に細部の微調整をして3号を・・・

ふむふむ、かなりいいせん行ってるじゃないか?

と頷いたものの、
この料理の特徴となる素材の、
ヴェステルポッテンチーズを完璧にシミュレートするには、
まだまだ調整が必要だ・・・

そして1枚、また1枚・・・

こんな調子で焼き上げ続けたのは、写真のサイズのパイが5台!
さらにチーズ部分のみの試作が5回分!

話を戻しましょう。

そう、美味しいんですよ、オストパイ。
1ピースならね。

でも5台、つまり30ピースともなると、どうなるか?

その辺はご想像にお任せ致します。

えーじ
posted by ととら at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記