2018年07月01日

第16回取材旅行 その8

今はフィンランド時間18時30分。
バイキングラインフェリー、
グレース号のキャビン7031でキーを打っています。

ほぇ〜・・・やっとこさ、ここまで来ました。
それでは時間を昨日の18時に巻き戻してお話を始めましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねぇ! なんて言ってるの?」
「ちょっと待って・・・まだスウェーデン語でアナウンスしてる・・・
 あ、英語に変わった。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 到着が遅れてすみません。
 で、10階のビュッフェのソフトドリンクを無料にするってさ」
「ホント!? タダなの? じゃ行こうよっ!」

そこで僕らはソーダを飲みつつ窓から外を眺めていました。
船はラングナス港の沖、約2キロメートルのところで強風に流されないよう、
船体をゆっくり回転させています。
当初の到着予定時刻を過ぎてかれこれ4時間が経ちました。

「とりあえず宿には連絡しておいたけど、
 これじゃ、いったい何時になるのか見当もつかないな」
「今夜の調査は中止ね。
 私たちがマリエハムンに着くころにはみんな閉まっちゃってるよ」

この状態で僕らにできることは何もありません。

キャビンに戻って取材ノートのまとめでもやろうかしらん?

そう思いつつ僕はふと右舷の窓に目をやりました。
すると・・・

「ん? ・・・なんだ? 木だ。 木が見える!
 風で船が流されてるのか? 座礁するぞ!」
「どうしたの?」
「大変だ! ちょっと見てくる!」

と言って窓際まで走った僕はさらに目を丸くしました。
なぜなら僕の目に入ったのは木々だけではなく、
ボーディングブリッジとターミナルだったのです!
船は知らないうちにラングナス港に接岸しようとしていたのでした。

「ともこ! 降りるよ!」
「え? なんのアナウンスもないじゃない?」
「でも接岸しようとしてるんだ。
 すぐキャビンに戻って荷物を取ってこよう!
 降りそびれたら大変だ」

ラングナス港は小さなターミナルしかない鄙びたところでした。
ここでほっと一息つきたいところですが、
マリエハウンまで行くバスを探さなくてはなりません。
駐車場には数社のバスが何台も停まっており、
下船した乗客でごった返しています。

バイキングラインのフェリーだから、多分おなじ会社のバスだろう。
ん? あそこのバスがそうだ。ドライバーに訊いてみるか。

こうして僕らはようやく代替バスに乗り込み、
約30分後、予定より5時間以上遅れてホテルにチェックインしたのでした。

めでたしめでたし・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じゃ、終わらないんですよね。

限られた時間でマリエハムンの取材を行い、
今日の13時半、
僕たちは昨日到着するはずだったマリエハムン港に向かいました。
フェリーターミナルに入りインフォメーションボードを見ると、
そこには僕の予感を裏切る内容が・・・

「おや? トュルク行きはオンタイムだぞ。
 14時10分に到着して15分後に出発するとなってる」
「へぇ〜、遅れを取り戻したんだね」
「ふ〜ん・・・そういうことだな。船は昨日と同じものだし。
 僕らがラングナスで下船した後、トュルクまで行き、
 夜行で同じコースを戻って今朝ストックホルムを出発したんだ」

僕らはチェックイン端末でチケットを発券し、
出発ロビーまで進むと、そこには30名ほどの乗客がいました。

どうやらインフォメーションボードの情報は正しかったみたいだ。

そこへ大型客船が入港してきました。
運営会社はバイキングライン。
しかし船名が僕たちが乗るものとは違います。
もう一度情報を確認すると、
同じ時刻に別の桟橋からストックホルム行きが出発します。
乗船アナウンスが流れるとロビーにいた人々は、
僕たちを残してみなボーディングゲートに行ってしまいました。

やっぱりイヤな予感がする。

そこへ制服を着たスタッフが近付いて来ました。

「どちらまでいらっしゃるのですか?」
「14時25分発のトュルク行きに乗ります」
「トュルク行きは昨日の悪天候の影響で予定が変わり、
 ラングナス港から出発することになりました。
 代替バスが16時50分に街の広場から出ます」

そう言って彼女はスウェーデン語とフィンランド語で書かれた、
新しいスケジュール表を僕に差し出し、

「英語では書いてありませんがどうぞ」

さんきゅ〜べりまっち。

ターミナルを出て見渡せば、
昨日乗ったと思しきバスが数台停まっています。
そこで再び制服を着たスタッフに訊くと、
先ほどの女性と同じことを答えてきました。

仕方ないね。
それじゃバックパックをバスのラゲッジスペースに入れて、
ここで出発するまで待つとしよう。

彼女は街の中心まで行って時間をつぶしていてもいいと言ってくれましたが、
ここは本当に小さな田舎町で、
僕らは午前中にほとんど回ってしまっていたのですよ。

仕方なく、もう一度フェリーターミナルに戻りました。

「あとどのくらい時間があるの?」
「ざっと2時間半」
「そんなに? どうする?」
「と言ってもしょうがないからまだ行ってない地域をぶらっと歩くか。
 とりあえずバックパックの無事を確認して出かけよう」

こうしてバスまで戻ると車内にはけっこう乗客が乗っています。

ん? みんなこれから2時間もあの中で待つ気かしらん?

そう訝る僕の目の前で突然ドアが閉まり、
バスが走りだそうとしたではないですか!

「おわっ! ちょ、ちょっと待って!
 僕たちのバックパックが積んであるんですよ!」
「え? そうなんですか?」
「出発するんですか?」
「そうです。まだ席はあります。乗ってください」

おいおい、そうならそうと先に言ってくれよ。
10秒遅かったら乗り遅れるところだったじゃないか?

ところがバスの行き先はラングナス港ではなく街の広場。
ここで16時50分まで待つそうな。
皆さま、ごゆっくり散策をどうぞ! とのこと。
で、サンドウィッチとペットボトルの水をくれました。

さんきゅ〜べりまっち。

こうして僕らは言われるがまま、
なされるがまま街の中央部で『のんびり』させて頂き、
定刻になってようやくラングナス港へ出発したのです。

ここまでくると、僕らも素直に喜びません。
案の定、グレース号は予定到着時刻になっても現れなかったし。
外は昨日と同じく強い風が吹いています。
きっと今も港の沖で足踏みしているのかも。
となると僕にできることは・・・

「とりあえず宿に遅れるって連絡を入れておくよ」

こうして殺風景なターミナル前の駐車場で待つこと約30分。
船影が見えてきたところでようやく肩の力が抜けました。

え? で、今はどの辺にいるんだ?

さっきのアナウンスによると、
あと1時間半くらいでトュルクに着くらしい・・・
んですけど・・・

『予定』ではね。

えーじ
posted by ととら at 03:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月30日

第16回取材旅行 その7

今朝は5時半前に起きて6時20分発のフェリーターミナル行バスに乗り、
7時45分発のバイキングラインで出発しました。
目指すはフィンランドのオーランド諸島にあるマリエハウン。

ここでサプライズがふたつ。

あ〜、待ってました! って雰囲気ですね?

アフリカや南米と違って何ごとも安心安全の北欧・・・
のはずだったのですが、まぁ僕たちの旅ですからね。
いろいろ起こるんですよ。

でも最初のサプライズは嬉しいもの。

2日前にフェリーのチケットを買ったとき、
売り場の女性に「一番安いチケットでたのんます!」
と言って笑われた僕ら。

そうなれば、これまでの船旅の経験に照らし合わせても、
席はフロアの雑魚寝がいいところ。
しかしフェリーというより豪華客船という威容にのけぞりつつ、
乗船して客室はどこかとスタッフに聞けば、
ホテルのような廊下の奥のキャビンゾーンを指さすじゃないですか!
そこでチケットをよく見れば、確かに部屋番号が書いてある。

ふ〜ん・・・タコ部屋ね。

と思ってカードキーを使いドアを開けると・・・

な、なんだここは・・・何か間違ってるんじゃないのか?

というのが率直な第一印象。
なぜならそこは、
ちょっとしたビジネスホテル級と見紛う『個室』だったんですよ!

しかもきれいなトイレが付いてる!
いや、シャワーまで付いてるじゃないか!

部屋の広さだって東横インのシングルより広いくらいあるし。
よく見れば収納型のベッドが4つありますから、
すぐに他の乗客が乗ってくるのかな?

そう思いながら部屋を隅々まで確認していると、
大型の液晶テレビに僕たち二人だけの名前が表示されているじゃないですか!
しかもWelcome!だって。

うひゃ〜個室だよ、ここは!

もう驚きまくる僕たちでした。

なぜならこの物価が高い北欧で料金はたったの約4,485円(二人分)
はっきり言ってこの旅で使った部屋の中でも断トツのゴージャス感。
こんなに居心地が良いのに乗船時間が5時間15分とは残念だな。

さっそく靴を脱いでくつろぐ僕らでございました。
はぁ〜、めでたしめでたし・・・

そして身分不相応の船旅をエンジョイしつつ、
到着1時間半程前に船内アナウンスが流れ、
下船ゲートは6階のデッキだと知らされた後のこと。
後ろ髪をひかれつつ下船時刻の15分前に行って待っていると、
再び船内アナウンスが流れましたが、
周囲のざわめきが大きくてよく聞き取れません。

ん? なにか起こったのかな?

右舷のデッキに出てみましたが接岸するはずのターミナルはおろか、
建物のある島も見えません。
嫌な予感がして左舷に行けば、
11時の方角の2キロメートルほど先にターミナルらしき建物が見えます。

ん? なんで左舷にターミナルが見えるんだ?
マリエハウンの港は北に向かって右舷側のはずだぞ。
いったい僕らは今どこにいるんだ?

僕は風音に混じるミッションインポッシブルのテーマに気付かないふりをしながら、
GPSで現在位置を確認しました。

な、なんじゃこりゃあ!
僕たちはマリエハウンのある島の反対側にいるじゃないか!
ってことは、ここはラングナスの港だ!

「どうも様子が変だ。クルーに直接聞いてくるよ」

そう言い残してキャビンを出た僕がよくやく捕まえた男性クルーの話では、
この船は強風のためマリエハウンに接岸できず、
航路をラングナスに変更したとのこと。

ま、マジですか?

「僕たちはマリエハウンに行かなければならないのですが」
「ご迷惑おかけしております。
 下船後にバスでマリエハウンに行けるよう手配していますのでご心配なく」

ということなんですけどね。
当初の到着予定時刻は14時10分。
ところが今はもう18時。
僕らを乗せた船は、
いまだラングナス港の手前2キロメートル付近を漂ったままです。

あいやぁ〜・・・どうなるんだろ?

取りあえずホテルに遅延の連絡を入れて、
風がやむのを待つ・・・しかない・・・か。

To be continued.

えーじ
posted by ととら at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月29日

第16回取材旅行 その6

ともこです。

今日はストックホルムでの最終日。
毎日かなり歩いているのでだいぶ土地勘がついてきました。
やっぱり自分の足で歩くのが一番ですね。

目的もなく、ただぶらぶらしているだけでも、
ステキな路地がたくさんあって楽しいです。
ここは大都会でビルだらけですけど旧市街のガムラスタンに入ると、
中世の雰囲気にガラッと変わるのが面白いです。

そういえば昨日はサッカーのワールドカップでスウェーデンの試合があり、
パブなどでは外まで人があふれ、歓声と歌声ですごい盛り上がりでした。
あの様子から勝ったみたいですね。

ここまでで食べたスウェーデンでの食事は、
どれもおいしくてハズレがひとつもなかったですよ。
えーじも言っていましたけど、前評判とはまったく逆ですね。
料理人としては、ソースや盛り付けも参考になることがいっぱいありました。

もうひとつ印象的だったのが、
レストランでもカフェでも働いている人たちが楽しそうなこと。
みなさん自信をもって生き生き接してくれるので、
こちらまで嬉しくなってしまいました。

レストランやホテルの正面には、
とてもお洒落な花と緑のディスプレイがあって、
これも見ているだけで楽しかったです。
色合いの組み合わせが東京ではあまり見かけないもので、
シンプルなんですけど上品だなぁ〜と感心しました。

明日は朝早くストックホルムをフェリーで出発して、
フィンランドのオーランド諸島にあるマリエハウンという小さな街に向かいます。
この旅で訪れる街はどれも私たちにとって初めてのところ。
まだ見たことのない風景や食べ物との出会いは、
旅の一番の楽しみです。

明日はどんな出会いが待ってるかな?
それではおやすみなさい。
posted by ととら at 05:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月27日

第16回取材旅行 その5

この旅も折り返しとなりました。
僕たちは今、スウェーデンの首都ストックホルムに滞在しています。
さすがは北欧最大といわれる都市ですね。
ノルウェーのオスロと比べても明らかに大きい。
またそれだけではなく、
中世からの建築物がガムラスタンを中心に多数残っており、
古い街並みや現代の北欧デザインビルが歩いているだけで楽しめます。

さて今日は記憶が褪せないうちに、
ノルウェーの総集編をビジュアルにいってみましょう。

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今回お世話になったのはカタール航空さん
エコノミーでも機内食が美味しいので僕たちのお気に入り。
キャビンクルーだけではなく地上勤務のスタッフも親切ですよ。

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経由地のドーハを飛び立った飛行機は間もなくオスロへ。
僕はこのフライトマップが好きでね。
ああ、ここは行ったことがある・・・ここはまだだ・・・
こんな風に眺めながら次の旅を考えているのですよ。

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オスロ中央駅はさすが首都の玄関口。
しかし構内は分かりやすく飲食店や売店もたくさんあり、
使い勝手がいいですね。
ここにあるノルウェー鉄道(NSB)の窓口で、
僕らはベルゲン往復の各種チケットを受け取りました。

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駅舎のデザインはすっきりしていて、なるほど北欧という感じ。

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僕らの投宿先は駅から歩いて10分ほどのところにあるホステル。
ホテルではありません。ホステルです。
この差はビミョーに大きい。
ま、分かりやすく言うと、
ここはドミトリーのある大型バックパッカーズですね。
世界各国から旅人たちが集まっていました。
現地相場では安いせいか仕事で泊っている人も少なくありません。

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簡素ですが清潔で居心地のいい部屋。
僕たちは2段ベッドとシングルベッドがひとつずつある、
トリプルを二人で使わせてもらいました。

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ホステルには朝食がついていません。
しかし同じ経営の隣接しているホテルでは110クローネ(約1540円)の、
ビュッフェ式朝食にありつけました。
ふつう取材中はこんなに食べないのですけど、
ここではニシンのマリネやフィスクケーキなど、
調査対象の料理があったので朝から頑張りました。

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ノルウェーはEUの一国ですが通貨はユーロを導入していません。
昨今の経済的ドタバタを見るかぎり英断だったのかな?
これは通貨のノルウェークローネ。
クレジットカードが公衆トイレですら使えますから、
実はキャッシュの出番はほとんどありません。

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オスロ一番の繁華街といえば駅から西に延びるカールヨハン通り。
半分以上が歩行者天国で道幅も広く、安心して歩けます。

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周囲は素敵なレストランや物販店、そして高級ホテルが立ち並び、
ぶらぶら歩いているだけでも楽しいですよ。

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市電は庶民の足のひとつ。
時折ひかる電線のスパークがレトロな雰囲気を醸し出しています。
ちなみにこの明るさで夜の11時半!
まさしく白夜の国ですね。

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オスロ大聖堂の周りには古いレストランが散在しています。

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いかがです?
ファサードを見るだけで入ってみたくなるようなレストランでしょ?

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ここは美術館ではありません。
先の写真とは別ですが、これも老舗のレストラン。
高級そうですけど意外とリーズナブル。

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ノルウェー料理で取材対象の筆頭はこれ。
シーフードがたっぷり入ったフィスクズッペ。
コクのあるスープに生クリームを入れレモンジュースを絞って頂きます。
上に鎮座しているのはこれまた名物のザリガニ。

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肉料理ならばミートボール。
ざっくりした触感で濃厚なグレービーソースがよく合います。
アクセントはこけもものジャム。
脇役のポテトがこれまた美味しい!

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腹ごなしにボートで20分ほどのところにあるビドコイ地区の、
民俗博物館に行ってきました。
ここはいわゆる博物館というよりテーマパークのようなところで、
広大な敷地にノルウェー各地から集められた古い建築物が建っています。
それぞれのユニークな様式が面白い。
写真は教会です。

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ノーベル賞は運営がちょっと複雑で、
スウェーデン王立科学アカデミーが「物理学賞」、「化学賞」、「経済学賞」を、
「生理学・医学賞」は同じくスウェーデンのカロリンスカ研究所、
「文学賞」はスウェーデン・アカデミー、
そして「平和賞」がここノルウェーのノーベル委員会が担当しています。
写真はその授賞式が行われるオスロ市庁舎のホール。

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オスロからベルゲン鉄道でソグネフィヨルドのゲートウェイ、
ベルゲンまで行きました。
ミュールダールの手前30分くらいのところに広がる光景は、
息をのむ美しさです。

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車内では事前に買い込んだパンと缶詰とチーズのランチ。
こういうのが僕らの旅らしくて好きです。
コーヒーは食堂車でゲット!

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こじんまりしたベルゲン駅。
小雨が降っていたのでちょっと肌寒かったです。

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小さいながらも北欧らしい街並みが残っています。

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世界遺産にもなっている古い木造家屋が軒を並べるブリッゲン。
一歩入ると細い路地が入り組んでおり、
個性的なショップがそこかしこにあります。

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裏通りをさまよっていたら思わぬ光景に出会えました。
こうしたアート感覚に満ちた街です。

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僕たちが泊まった『ビッグブラザータイプ』の宿。
右側にずらっと並んだ小さなキーボックスのダイヤル錠に、
メールで送られてきた暗証暗号をセットし、
中に入っているカードキーを取り出します。
ここから先はそのカードキーがないと入れません。
一泊しか滞在しなかったからか、清掃スタッフにすら会いませんでした。

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チェックインのオペレーションはともかくとして、
部屋はキッチンもあり、自炊派にはうれしい内容でしょう。

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ここまで来た理由の一つがこれ。
ベルゲン名物のバカラオです。
覚えていますか?
2011年秋、ポルトガル特集の時にご紹介したバカリヤウ(干しタラ)は、
ここ北欧から輸入しています。
それなら本家の料理を調べないわけにはいきません。
トマトソースで煮込んだ滋味あふれるバカラオは絶品でした。
ビールは地元のハンザをチョイス。
フルーティでコクがあり、料理との相性は抜群!

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そして小エビを散らしたシンプルな舌ヒラメのムニエル。
なんていったらいいでしょうね?
ああ、生きていて良かった!
と思える味でした。

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僕らが乗ったフィヨルドを抜ける高速船。
時速70キロメートルくらいのスピードが出ますが、
双胴型で安定していますから、あまり揺れません。

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不思議な静けさに満ちたフィヨルド。
月並みな表現ですけど、本当に美しい。
4時間余りの船旅はあっという間に過ぎてしまいました。

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ベルゲン鉄道は景観の美しさで有名ですが、
フロムからミュールダールへ至るフロム鉄道も負けてはいません。
途中ではこんな滝もあります。

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ミュールダールで再びベルゲン鉄道に乗り換え、
僕たちはオスロに戻りました。
雨の多いこの地域で天候に恵まれ、本当にラッキー!

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治安のいいヨーロッパを訪れる楽しみの一つが、
こうしたオープンテラスのレストラン。
時間を気にせず、気持ちのいい風に吹かれて囲むテーブルは、
何ものにも代え難い喜びです。
日本ではなかなか味わえませんからね。

さぁ、旅を続けましょう。

えーじ
posted by ととら at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月25日

第16回取材旅行 その4

12:51にオスロ中央駅をバスで出発した僕たちは、
Ryggaで鉄道に乗り換え、16:50にスウェーデンのヨーテボリに着きました。
シェンゲン協定締結国内での移動のため、
国境での各種手続きはなし。
「まもなく国境を越えるな…」と外を見ていたものの、
気が付けば既にスウェーデンに入って3キロメートルほどの場所まで来ていました。

さて、ここで取材のお話です。

この旅の準備編でもお話ししました通り、
「北欧に行きます」と言えば、
「美味しいものはないでしょ?」というのが一般的な反応でしたね。

ところが、この1週間を振り返ってみれば、
反対に「まずかったものはあったっけ?」というのが僕たちの正直な印象です。

そう、ノルウェーの料理はとても美味しかったですよ。

具体的にはシーフードがたっぷり入ったクリーミーなフィスクズッペ。
コクのあるブラウンソースとベリー系のジャムを添えた、
ボリューム満点のミートボール。
軽くスモークしたノルディックサーモンのステーキ。
滋味が凝縮したバカラオのトマトソース煮。
北欧風さつま揚げのともいえるフィスクケーキ。

いずれも十分ととら亭の特集でご紹介するに値する逸品じゃないですか。

確かに先に挙げた料理は、
ノルウェー「でしかない」郷土料理ではありません。
スカンディナビアの国々は多くの食文化を共有しています。
それ故に比べてみるのも一興じゃありませんか。

そこでさっそくスウェーデン初日から、
ミートボールやニジマスの燻製を比べてみれば、
ほ〜ら、やっぱり!
2品とも似て微妙に異なる料理なんですよ。

明日の午後はストックホルムに向けて移動します。
そこでもいろいろ比べてみたいですね。
そしてもちろん、スウェーデン独自の料理も調べる予定です。

おっと、
それからノルウェーではひとつ大きなオマケがありました。

人の運命というのは奇遇なもの。
中国からの留学生で、ととら亭によく来てくれていたアレックスが、
オスロ大学のサマースクールに参加することになったと言ってきたのです。
しかも彼女が到着するのは僕たちがオスロを発つ2日前!
そこで一緒に食事をしようということになりました。

更に老舗のレストランでテーブルを囲んだのは、
同じく日本に留学経験のあるベトナム系ノルウェー人のダニエル。
彼はアレックスと共に日本で学んだ学友のひとりです。
二人とも流暢な日本語が話せるので、
異文化間のコアな話が日本人どうして話しているかのように弾みました。

ホント、旅は出会いですね!

えーじ
posted by ととら at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月23日

第16回取材旅行 その3

僕たちは昨夜オスロに戻ってきました。
今日の空は曇り時々晴れ。
ここまでは天気に恵まれています。
なんといっても雨の多さで知られるベルゲンだけではなく、
ソグネフィヨルドですら時折り晴れ間が広がりましたからね。

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雨に煙るフィヨルドも幻想的ですが、
陽光と雲を背景に聳える山々を縫う海は、
特別に開かれた聖域のような美しさがありました。

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それはベルゲン鉄道で通過した標高1300メートルを超える高原も同じ。
車内には様々な国籍の旅人が乗っていましたが、
信じる神が違っても、
目の前に広がる創造主の力を否定する人はまずいなかったでしょう。

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旅をしていて残念に思うことがひとつあります。

それはこうした風景を前にして、
この経験を皆さんと、
ととら亭で出している料理のようにシェアできないこと。

もちろん旅の印象は人それぞれ違います。
だけど、なんて言ったらいいかな?

言葉にすると陳腐なんですけど、
地球は美しいんですよ。

そして僕たちは例外なく、この星で生きている。
これこそが、少なくとも僕にとっての真理に他なりません。

きれいだね?

すべての違いを超えて、僕たちみんながそう言えるように、
彼女は時折、その聖域を開いて見せてくれています。

それは遠い彼方にだけあることではなく、
身近な日常の中でも見つかるものなのでしょう。

ただ、僕たちは忙し過ぎて、それに気づいていないだけ。

旅とはとどのつまり、
それに気づく方法を学ぶために出かける、
学び舎のひとつなのかもしれませんね。

えーじ
posted by ととら at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月21日

第16回取材旅行 その2

今はノルウェー時間22時58分。
僕たちはソグネフィヨルドのゲートウェイとなるベルゲンに滞在しています。
外はようやく陽が傾いてきたところ。

そう、明日は夏至。
北半球では最も日中の時間が長くなります。
その上、ここは北緯60°23°35°。
僕たちの旅の記録では、
昨年訪れたロシアのサンクトペテルブルグ(北緯59°56°19°)が最北端でしたから、
日没もなんと23時!
午前零時を回っても薄暗いままですから、まさに白夜なんですよ。
記録を少々更新しました。

オスロからのアクセスで乗ったベルゲン鉄道は、
さすがに世界の鉄道ファン憧れの的と言われるだけあり、
ミュールダールの手前30分くらいからの景色は圧巻でしたね。
雪渓を頂く峰々に囲まれた湖の光景は、
普通、スキルの高いクライマーだけに許される褒賞としての景観でしょう。
それを汗もかかず、ゆったり座って見られるのですから。
(写真はのちほどお見せしますね!)

さらに僕らはラッキーでした。
道中ほとんど雨に降られなかっただけではなく、
1週間に8日雨が降るとまで言われたベルゲンに着くなり、
太陽が顔を出したのですよ!
天気予報は雨だったのに。

そして二つ目の不確定要素も無事にクリアできました。

というのも、ベルゲンの宿はビッグブラザータイプのホテルなんですよ。
(詳しくは『第4回取材旅行 その2』をご参照下さい)

今回はどうかな〜・・・と訝りつつ、
メールをチェックしていると、
昨日、チェックインの方法を説明したメールが届きました。

その内容は・・・

1.エントランスを入ると部屋番号が記されたキーボックスが並んでいる。
2.自分の部屋番号が記されたキーボックスのふたを開けて中にあるダイヤル錠に、
  この手紙に書いてある暗証番号をセットする。
3.中のレバーを下げるとロックが開きルームキーが取り出せる。
4.そのキーを使ってホテルの中に入り、自分の部屋のドアを開ける。

意味分かります?
直訳するとこうなんですよ。

さらに、

5.15時前にはチェックインできません!
6.同じ通り上に同じ名前のホテルが3つありますが、
  あなたが泊まるのは29番地のところです。44、48番地ではありません!
  
との追記が・・・

これを読めば旅人なら、
ミッションインポッシブルのテーマが聞こえてくるってもんです。

そこでベルゲン駅を出てからオフラインでも使えるマップを使い、
現地まで行ってみると・・・

ほ〜ら、暗証番号を入力してもエントランスのドアが開きません。

ん? でもおかしいぞ。
住所が違う。ここは29番地じゃない。

で周りの番地を確認してみれば、進行方向右側に並んでいるのは、
偶数番号の住所しかありません。
こういうのはブカレストでやられたことがありました。

で、来た道を戻りながら、もう一度住所を確認していると、
少し北に行ったところに
奇数番号の住所のブロックが並んでいるじゃないですか。

ここは33番地・・・ということは・・・

あった!

で居並ぶキーボックスから指定された部屋番号のものを探し、
ふたを開けてダイヤル錠に暗証番号をセット!

じゃあ〜ん!

うちブタが開いて現れたのはパンチカード型のアナログカードキー。
これを入り口のスロットに挿入すると・・・

じゃ、じゃあ〜ん! 開きましたぁ〜

どうですこういうの?
スパイごっこみたいで楽しいですよ〜。

さっき夕食から帰ってきたとき、
キーボックスの前で奮闘する老夫婦の姿がありました。

「ちょっと、そうじゃないわよ!」
「いや、これでいいんだ! あれ?」
「ほら違うじゃない! キーボックスが違うのよ!」

「あの〜、お手伝いしましょうか?」
「あら! そう?」
「ちょっと待ってくれ・・・ああ! 開いたぞ!」
「おめでとうございま〜す!」

ここが『こういうところ』だとは、ちょっと分からないと思いますよ。
ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。

→ Bergen Budget Hotel


ま、慣れている方には結構居心地のいい場所だとは思いますが。

えーじ
posted by ととら at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月19日

第16回取材旅行 その1


日本の皆さまおはようございます! そしてこんにちは!
僕らは昨日、予定通り現地時間13時20分にノルウェーのオスロに到着しました。
日本との時差が7時間ありますので、こっちはまだ朝の10時なんですよ。

天候は曇り。気温は東京の4月上旬というところでしょうか。
気持ちいいですけど風が吹くと肌寒いですね。

羽田を定刻通り飛び立ったカタール航空QR813便は、
10時間54分でカタールのドーハへ。
機内は8割程度の搭乗率。
僕は食後に1本映画を観たあとスイッチを切ったように爆睡(気絶?)。
「朝食を召し上がりますか?」とキャビンクルーに肩を揺り起こされたのは、
着陸の2時間前でした。

ドーハでのトランジットタイムは約2時間。
一昨年冬のエチオピア、南アフリカ取材旅行以来のハマド国際空港でしたが、
勝手は変わってなかったのでさらっと次の出発ゲートまで行けました。
ここのカフェで取り出したのは前回使い残した24カタールディナール(約720円)
で、ミネラルウォーターとエスプレッソをゲット!
(空港価格なのでこれくらいしか買えませんでした)

オスロまでのQR175便は搭乗率が4割程度に下がり、
乗っているのは8割以上が白人。
周りで日本語が聞こえてくることはありません。
旅が始まったぜ! という気分になります。

そうそう、
今回、予算の都合でフィンエアーさんに乗れなかったのは残念でしたが、
カタール航空さんも僕たちのお気に入りなんですよ。
キャビンクルーはラブリーだし、
なによりエコノミークラスでも機内食が美味しい!

オスロのガーデモエン国際空港は北欧らしいデザインもさることながら、
ターミナルに入ってすぐ驚いたのは『木の香り』。
そう建築素材に木材が多用されているのですよ。
だから空港というより、ホテルのような感じ。

イミグレーションの整然とした乗客さばきは成田以上だし、
インスペクターもフレンドリーでした。
バックパックを待つことなくピックアップした僕たちは、
珍しくここで免税品店へ。
ノルウェーは高税率の国ですからお酒を仕入れるなら街中は論外なんですよ。

さらっと税関を抜けた僕たちは、
成田エクスプレスに相当するエアポート・エクスプレス・トレインに乗って・・・
行きたいところでしたが、
チケット料金(約2500円/1人)を見たともこの「高〜い!」の一言で、
NSB(ノルウェー鉄道)の窓口へ。

しかしながら一人約1400円の料金とはいえ、
ローカル列車はゴージャスなピカピカ車両でスピードも速く、
僕たちは空港から30分もかからずオスロ中央駅へ到着しました。

車窓を逃れる風景はちょっと北海道に似ていますね。
緑が多く、建物がまばらで時折見える道路の交通量も少ない。

さて、オスロ中央駅では『準備編その2』でお話しした、
不確定要素その1をクリアしなければなりません。

それはベルゲン往復鉄道チケットの受け取り。

事前にネットから購入していたのですが、
航空券のようにこちらがプリントアウトするのではなく、
紙の乗車券を現地で受け取らなければなりません。
今までもこうしたオペレーションは、
ワルシャワやブラチスラバでやったことがありましたけど、
ちょっと微妙なんですよね。

しかし予め送られてきた電子メールにあったように、
8番ホームと9番ホームの間にあるNSBのオフィスで、
プリントアウトしたメールを見せたら、
さらっと乗車券一式を印刷してくれただけではなく、
いつもならインフォメーションでもらう、
マップなどの資料一式も一緒にくれたではないですか!

いやぁ〜、この至れり尽くせりの対応。
さすがは北欧だ。

さて、初日の宿は駅から徒歩10分程度のところにあるバックパッカーズ。
とはいえ、これまた良くも悪くも北欧。
ドミトリーが併設されているいわゆる『安宿』なんですけど、
ツインルームでも最低約9,000円!
僕らの予算ではかなり高いほうです。
それでも部屋は質素で居心地はいいですよ。

昨夜は目抜き通りのカール・ヨハン通り周辺を下見して遅い夕食を摂り、
23時前にはまた爆睡してしまいました。
長距離フライトの後で熱いシャワーを浴び、
ベッドで体を伸ばして寝ると、ほんと生き返ります。

今日のオスロは快晴。
いい写真が撮れそうだな。

それでは行ってきます!

えーじ
posted by ととら at 18:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月17日

第16回取材旅行の準備 その3

今は16時05分。
ととら亭をシャットダウンしてアパートに帰ってきました。

今回のフライトは2014年末の韓国行き以来、
3年半ぶりの羽田空港から。
出発は日付が変わった0時1分なので時間的には余裕です。
野方を出るのは20時半くらいで十分でしょう。

準備は粛々と進めてはいたものの、
最後の数日がドタバタするのはいつものこと。
特に今回は寒暖の差が激しい天候と、
サッカーのワールドカップが始まった影響からか、
お客さまの来店パターンが通常と変わり、
意表を突かれまくったのが効きましたね。

ともあれご好評をいただいたギリシャ料理も昨夜でほぼ完売となり、
おかげさまで達成感をもって気持ちよく出かけられそうです。

旅は僕たちにとって公私ともにひとつの区切り。
終わりであり、また始まりでもあります。

なので今日のように営業をやってから出発するとなると、
少し微妙な気分になるかな?

さぁ、それじゃ頭を旅人モードに切り替えましょうか。
次はノルウェーのオスロから!

えーじ
posted by ととら at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年06月15日

おじさんから質問

ととら亭でお話を聞いている限り、
僕のブログの読者は年齢層の高い方が多いようですが、
一度、小学生の男の子から
「ブログ読んでます!」と言われて驚いたことがありました。

そういえばお店で高校生の女の子が僕の本を読んでいて、
ドキっとしたこともあったっけ。
なにせR指定ではありませんが、
未成年の方が読むことを想定していなかったもので・・・

そんなこんなで若い方にも縁ができつつ、
選挙権だけではなく成人年齢も18歳になりそうなので、
ここでひとつ、そんな君たちに質問してもいいかな?

これから君たちが大人としてデビューする社会を
次のふたつから選べるとしたら、
どちらがいいですか?

A.億万長者とホームレスがいる社会
B.億万長者もホームレスもいない社会

これはとても大切なビジョンでね。
誰かに答えを教えてもらうのではなく、
自分で考えて自分だけの答えを持つべきことなんだよ。

え? 選択肢Cはないのか?

ああ、すまないけど、
僕たちの世代もその前の世代も、それを思いつかなかった。

だからいま君たちが出来る選択は、
僕たちが並べたAかBを選ぶだけだけではなく、
まだないCを創りだすってこともありなんだ。

ま、僕も往生際が悪いんでね、
明後日から、
その疑問を解く鍵を探す旅に出るところなんだけどさ。

えーじ
posted by ととら at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記