2022年04月30日

宿と旅のスタイル

関東地方は昨夜の雨が上がり、
気持ちのいい五月晴れの空が広がっています。
今日は泊まりで出かけている方も沢山いらっしゃるでしょうね。

そこで泊りといえば宿。

この選び方が旅のスタイルにくっきり表れるんですよ。
たとえば宿泊施設をコスト別にざっくりソートすると、

1.高級リソート&高級旅館
2.中級ホテル&旅館
3.ビジネスホテル
4.民宿・ユースホステル・バックパッカーズ
5.木賃宿・ラブホ
6.野宿・キャンプ

となりましょうか。
で、一般的な最近の傾向は項番2を中心に、
1〜3番が多いのではないかな?

で、僕らの場合、
国内なら項番3から5を状況に応じて使い分けています。
理由はもちろんコスト。
もともと宿に多くを求めていないので、
ここで予算を節約し、その分、旅行期間を長めに取ったり、
回数を増やしたりしています。

ライダー時代はソロで身軽でしたから、
野宿やキャンプが中心で、天気が悪かったり、
疲れているときに項番4〜5の安宿に泊まっていました。

ちなみに木賃宿というのは耳慣れない言葉かもしれませんね。
これ、いわゆる行商人が使う安宿で、風呂とトイレは共用。
場合によっては相部屋です。
長期滞在者向けに簡単なキッチンがある場合もしばしば。
簡易宿泊所と呼ばれることもあります。
(Wi-Fiとか期待しちゃいけません)

ここで多分、皆さんが気になるのは、
快適度とコストの相関関係でしょう。
つまり、宿泊費が高ければ快適度も上がり、逆もまた然り。

まぁ、確かに一般的にはそうかもしれません。
しかし個人的にいうと、最も安い(もしくは無料の)野宿が、
高級リゾートに比べて悲惨一辺倒とは限らないんですよ。

地元の人の迷惑にならないところでテントを張り、
食事を作ってゆっくり食べ、
キャップライトの明かりで文庫本を読みながら眠りにつく。

無人のバス停や展望台など、
雨風をしのげる所でシュラフにくるまって寝るのもまた一興。
(ゴミの片づけを忘れずに!
痕跡を残さないのが旅人の鉄則です)

楽しかったですよ。

また安宿はその存在そのものがユニークで面白いですし、
(ホストも個性的な方が多いです)
そこに投宿する人々との出会いは、
有名観光地の印象とはまた異なる、いい思い出になるものです。

宿選びもネットからオンライン予約するのではなく、
足で探して飛び込んで値段を聞き、場合によっては交渉します。

海外では治安や気候の条件が異なりますので、
こういうのとはまた違うテクニックを使いますけど、
スマホなど単一のツールに依存しない点は同じ。

こんな話をしていると低コスト至上主義者と思われそうですが、
僕だって、いわゆる高級旅館や、
リゾートホテルくらい泊まったことはありますよ。
で、もちろんそこも快適で楽しかったです。

でも、旅のスタイルのベースになっているのは、
やっぱりライダーやクライマー、
そしてバックパッカーなんですよね。

ですからおっさんになってもキャンプや安宿が好き。
あの雰囲気を肌で感じると、
「あ〜、旅が始まったぜ」という気がしてきます。

またそろそろ、そんな旅を始めようかな。

えーじ
posted by ととら at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月28日

出かけるときは忘れずに

明日から2年ぶりの規制なしGW。
海外は無理でも、
国内で遠出する方は多いのではないでしょうか?
ホント、ぎゅ〜っとガマンが続きましたからね。

ただ、アウトドア派は天気にご注意を。

山屋ならたいていの人が知る、
「5月のだまし天気」というのがあります。
これ、たとえばGWに中央アルプスなど、
3000メートル級を登るとき、
麓では汗ばむ陽気だったのでシャツ1枚のまま歩き始めたら、
頂上付近で天気が急変し、雨ならぬ吹雪の冬山に!

こうなると寒冷地仕様の装備がなく、
すぐ下山できない場合は深刻な状況に陥ります。
ですからピッケルとアイゼンとまでは言わずとも、
ゴアテックスのレインウェアと、
携帯性のいいダウンジャケットは必須。

そして何より、たとえ天気予報の内容が問題なくても、
自分の観天望気(※)の結果を信じ、
「なんかヤバそう・・・」な気配を感じたら、
躊躇なく下山する。これが鉄則です。

僕は海、山だけではなく、
雑居ビル内の宿や入り組んだ建物に入るとき、
いつも退路を確認するのがクセになっているんですよ。
(例外は飛行機だけ)

と申しますのも、
ダイビングで浮上したら船がいない!や
冬山で数100メートル滑落した!から、
宿で火事! 人里離れた山中や街中での暴動など、
何度かおっかない目に遭っているせいで、
非常に疑い深くなっておりまして。
(注:けしてチープスリルを求めていたわけではありませんよ)

そうした意味では都会もまたアウトドアと変わりません。
最近、気になったのは辺境ならぬ「渋谷駅」。
あそこはヤバイ。マジで。

先日、久しぶりにBunkamuraまで行ったとき、
帰りに副都心線で新宿3丁目まで戻ったんですけどね。
109脇から地下に入ってサインを追うと、
複雑な経路を経て着いたホームはなんと地下5階じゃないですか!

最初は道順を覚えながら進んでいた僕も、
さすがに途中で戻り方を暗記できなくなってしまいました。

そしてホームで電車を待っている間に考えたのです。

もし今、大きな地震が起こり、停電になったら?
そしてどこかで火災が発生し、煙が立ちこめ始めたら?
僕は地上まで脱出できるだろうか?

ん〜・・・はっきり言って自信ないなぁ。
無人であればスマホのライトを頼りに何とかなるかもしれませんが、
パニックになった人々が階段に殺到し、
ほどなく退路が塞がれてしまうでしょうし・・・
こうなるともう地下街も炭鉱と大して変わらないんですよね。

ま、長い移動の道中ですべての退路を確保することは不可能です。
しかし、これをクセ付け、退路がない場所は避けるか長居をしない。
これだけでも不測の事態に陥るリスクを、
かなりの割合で減らすことができるでしょう。
どこへ行くにしても、無事に帰ってきてこそ旅ですからね。

気を付けて、いってらっしゃい!

えーじ

※ 観天望気
  目視範囲の天気や自然の状態から直後の天候を予測するテクニック。
  アウトドア派のみならず、シティ派の旅人も身に付けておくと役に立ちます。
posted by ととら at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月25日

街はあれども

行動範囲は居住地によって決まります。
城西に住んでいる今は、中心地といえば新宿。
それが柴又といえば真逆の城東ですから、
引っ越した後は、これまた大きく変わるでしょう。

たぶん、金町で出来ない用事は北千住、
それでも無理なら上野か秋葉原かな?
ま、この辺は13年前、北千住に住んでいたので、
まったく新しい場所という感じはしません。

現場を往復する電車の中で、つらつらそんなことを考えていて、
ふと、「じゃ、アキバに寄って帰ろうか?」
という気分になりました。

ととら亭を始めてからも、
中古PCやパーツを買いに行ったことがありましたから、
おおむね8年ぶりくらいでしょうか。
さぞかし変わったことだろう、と思いきや、
足を運んだこともある駅前のパーツ屋さんは健在で、
なんか懐かしかったです。

IT稼業時代だけではなくバンド小僧だった頃も、
スタジオのケーブルの素材や、
ギターやベースなどのサーキットを改造する部品を、
買いに来ていましたからね。
(またやりたいのぅ・・・)

とはいえやっぱり変化もひしひしと感じました。
最後に来たころからすでに、
街角には「メイドさん」が立っていましたけど、
(おかえりなさい、ご主人さま!
と声をかけられてもおじさんはどうしていいか分からんのだよ)
全体がゲームとアニメの街になってきたようですね。

僕が入れる店もだいぶ少なくなったかな?
実際、買い物をしたのはレコファンさんだけ。
掘り出し物は、
Deepak Ram の作品がまとまって売りに出されていたので、
迷わず全部ゲット。

そうそう、お店の場所が変わっていたんですよね。
そこで調べたら、なんとかつて吉祥寺や渋谷、池袋など、
主要な場所にあった店舗がみな閉店になり、
今は都内2カ所にしかないとは。

街はある。
しかし中身は時とともに変わる。

ん〜・・・諸行無常ですな。

えーじ
posted by ととら at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月22日

新しそうでいて実は・・・

メタバース・・・・ねぇ。

奇怪な略語やジャーゴンが飛び交うIT業界にいたせいか、
僕はどうも耳新しいコトバに対して斜に構えちゃうんですよ。
ま、駆け出しのころは何でも真に受けて、

わぁ〜、すっげぇ〜!

っと素直な反応をしていましたけどね。

たとえば最近でいうとクラウドコンピューティング。
これ、僕があの業界を引退する頃から出回り始めた用語で、
当時からシステム構成図などを見ると、
ネットが雲(cloud)で表現されていました。

でもね、クラウドって、
ビジネスモデルとしては新しいのかもしれませんけど、
(サブスクリプションとか)
仕組みとしちゃ、SaaS (Software as a Service)のことでしょ?
いや、SaaSですら僕がデビューした頃には、
クラサバ(Client-Server)って呼んでました。
いずれも処理が1台のコンピュータではなく、
分散して行われるシステムのこと。
これなら20年以上前、「OA化」なんて言葉が耳新しかったころに、
もうあった技術なんですよ。

でも言葉が変わると何か今までにない、
新しいもののようなムードになっちゃう。

そして今度はメタバース。

これもヴァーチャルリアリティのことでしょ?
GPUの高速化とメモリの低価格化から、
リアリティ部分のクオリティは上がったと思いますけど、
何か別物に化けたわけじゃない。(よね?)

ここでもビジネス的には新しいチャンスがあるかもしれません。

でも、残念ながら「わぁ〜、すっげぇ〜!」って驚きはないなぁ。
少なくとも僕にとっては。

ヴァーチャルリアリティなら1982年に製作されたSF映画の「トロン」が、
もっと古くは1968年に発表されたフィリップ・K・ディックのSF小説
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」で、
(1982年に公開されたSF映画「ブレードランナー」の原作)
既に知っていましたから。

あ、すんません。
別にお楽しみ頂いている方々をスポイルするつもりはないのです。

ただ2次元不感症のおじさんは、
かつてのオートバイやダイビング、ロッククライミングなど、
日常の体験と知覚を突き抜ける、
新しい「何か」を探しているだけなんですよ。

えーじ
posted by ととら at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月17日

Bad day Good day

現代の混乱した社会で暮らしていれば、
日々いろいろなことが起こって当たり前。
そしてその内容は、いいことだけではなく、
とうぜん悪いこともある。

ってなことぐらい、凡人の僕だって分かってます。

ところが、なぜだ?
と思わず天を仰ぎたくなるときもありますよね?
たとえばビッグな悪いことが連続したりすると。

これ、まさしく先日の僕がそうでした。

明日は現場で重要な墨出し
(機材設置に伴う配管の指定作業)というときに、
夜になって横浜の実家で不測の事態が発生したのです。
しかし現場での仕事は、僕が行かないとできません。

ん〜・・・困ったね。

そこで、
「仕方ない。明日はともこに実家へ行ってもらって、
 連絡を取り合いながらパラレルで動こう」

そして翌日。

移動しながら入ってくる情報は良くないものばかり。

はぁ〜・・・やれやれ・・・

気分はだんだんブルーになってきましたが、
現場では頭を切り替えて集中しなければなりません。

さいわい工事業者さん同士の連携はスムーズに取れ、
墨出しも完了。
そこで施工状況の確認を始めたのですが、作業が進むにつれ、
僕は憂鬱を通り越して気が遠くなってきたのです。
なぜかといいますと、

発注したことがやってない!
だけではなく、やっていても間違ってる!!
しかもそんな箇所が合計10カ所もあるじゃないか!!!

引き渡しまで、あと3週間しかありません。
アパートの退去通知はとうに出しており、
その後の引っ越しや家具の納品もブッキング済み。

め、めまいがしてきた・・・

落ち着けえーじ。
ここで怒鳴りたいお前の気持ちはよく分かる。
しかし怒りを爆発させてこのドツボから抜け出せるのか?

僕は深呼吸しながら状況を整理し、
いま打つべきベストの善後策を模索し始めました。

明日は別のもめ事に関する打ち合わせがある。
(そう、残念ながら、これまた氷山の一角でしかないのですよ)
そこでこの問題も議題に乗せ、まとめて対応した方が早い。
それには正確に状況を伝えることが大切だ。

僕は作業の幾つかで中止指示を出し、メールを打つため急いで自宅へ。
と、現場から表へ出たところで携帯電話が鳴り始めました。
相手は住宅ローンを申し込んである銀行さん。
出てみれば、いつもは温和な担当者が憤慨した口調で、
住宅メーカーとの別のもめ事について、
仲裁を求め始めたじゃないですか。

の・・・呪われたか?

そしてアパートへ戻ってともこと合流した後も、
彼女の報告は芳しくないものばかり。

What a day...

とまれ、あと2時間で今日も終わりだ。
これ以上は悪くならないだろう。

僕は関係者に状況を知らせるメールを打った後、
早々に布団へもぐりこみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一夜明けて外は快晴。

昨日のうちにやるべきことはやった。
今日はそのシナリオに沿って、
これまたやるべきことをやるだけだ。

実家の方は引き続きともこに出動してもらい、
僕はあらためて現場へ。

到着の直前に入ったともこからの連絡によると、
実家で起こった問題の詳細が明らかになり、
取り急ぎ、リカバリーへ向けたレールが引かれつつあるようです。

OK、いい知らせだぞ。
次はこっちの番だな。

現場には僕が一番乗り。
誰もいない、がらんどうの寅ちゃんで待っていると、
最初にやってきたのは、
異動でこの件から外れていたトラブルシューターのエースです。
担当外とはいえ、一縷の望みをかけ、
昨夜のメールで彼をccに入れていたのでした。
彼の顔を見た瞬間、

よし、これで一挙に巻き返せるぞ!

そして程なく参加者全員が集まったところで、

「僕はここで犯人探しをするつもりはありません。
 この状況をあるべき姿に戻すため、
 みなさんの力を貸してください」

こうして1時間後には僕が担当する方も、
昨日の問題を修正するレールが引かれたのでした。

昨日はBad day 今日はGood day。

明日はまたBad dayかもしれませんが、
前向きにやるべきことをやれば、
明後日はまたGood dayになる。

そう信じて行きましょうか。

えーじ
posted by ととら at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月14日

Think together case3 #2

正解はひとつしかないとするヘゲモニー政党制国家と、
正解がひとつとは限らない複数政党制国家。

僕は個人的趣味からいうと、複数政党制国家が好きです。
そして個人的経験からいうと、ヘゲモニー政党制国家は怖い。
なぜならそこには原理的かつ致命的なバグがあるから。

極右のナチス政権であろうが極左のスターリン政権であろうが、
はたまた大東亜共栄圏で大暴れしていたころの大日本帝国であろうが、
イデオロギーこそ違っても、奇妙な共通点がありました。

それは、国家と人民にとってわが党こそが唯一正しい。
従って、わが党に反対することは、国家と人民に反対することである!
このロジックを全面的に押し出していたことです。

つまり、無謬の存在を頂点に抱き、その存在と自作の大義名分で、
反対はおろか、疑問を持つものまで粛清することを正当化してしまう。

このシステムでは、無謬の存在が判断を誤った時に誰も何も言えない。
言ったが最後、国家と人民に対する反逆ですからね。
(良くて再教育キャンプ行き、悪いと処刑か暗殺)

歴史上、人間が大量に殺された惨事では、
たいていこのシステムが関係してるように見えます。
とりわけポル・ポトのクメール・ルージュのように、
自国民を殺しまくったケースは、まず無関係ではないでしょう。

しかし、相田みつおさんに聞くまでもなく、
僕らはみな例外なく間違っちゃうのです。人間なんだから。
でもヘゲモニー政党制国家は、
党首や党を例外的な超越的存在にまで祭り上げているため、
自己検証機能を端から実装していません。

そんなわけで、一時的には成果が出せても、
遅かれ早かれ自壊せざるを得ない運命が待っている。
まさにソビエトがそうだったようにね。

こんな話をすると、たぶん旬な話題からロシアや北朝鮮、
中華人民共和国、シリアあたりを思い浮かべる方もいるかと思います。
でも、僕が冒頭「個人的経験から」と言ったのは、
そうした外国だけが対象ではないから。

僕が恐れ、常日ごろから避けている無謬のシステムというのは、
小は関白亭主からワンマン社長まで、
僕らの身近に幾らでもいる人々と、その取り巻きなんですよ。

自分だけが正しい、自分たちだけが優れていると信じることは、
対話のドアを閉ざし、
異質性を排除の対象としてしか見ないことでもあります。

でも、僕らはどこかでこうした相手とも、
対峙しなければならないときが来るでしょう。
いまウクライナがロシアと戦っているようにね。
ほら、たぶん、
あなたの身近にもプーチン大統領はいるのではないですか?

そこで僕が考える最初のステップは、
プーチン大統領を目の前にして、
僕ら自身がプーチン大統領にならないこと。

100パーセント否定してきた相手を同様に100パーセント否定したら、
同じ穴のムジナなんですよ。

実はこのワナがなかなか巧妙でして・・・

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月11日

ただいま断捨離中

引っ越しまであと3週間ちょっと。
これまでも不要なものは逐次処分していましたが、
ここに来てそのスピードが加速しています。

判断の方針は「1年ルール」。
基本的に丸1年間使っていなかったものは、
今後の1年間も使わないでしょう?
というわけで処分。

しかし処分はただ捨てる、という意味ではありません。
まずは売るなりあげるなり、リサイクルを考えます。
どうしても貰い手がない場合は本当に廃棄。
大物系は区の粗大ごみ回収を早々に申し込みました。
この時期はけっこう混んでいるんですよ。

ふたりとも靴や服を数10年使い続けていることから、
わが家が消費経済に寄与していないことは以前お話しましたけど、
処分を考えて家電品のリストを作っていたら、
これが他にも当てはまることが分かりました。

なんと冷蔵庫は19年前のもの。
電子レンジとガスコンロに至っては24年前のものじゃないですか。
ということは、
僕らと一緒に4回の引っ越しも経験したことになります。

実はそれでもまだ動いています。
つまり完動品。
白物家電はビジネスにならなくなってしまったようですが、
日本製品は本当に優れていると思います。
壊れないんですよ。

加えてわが家は壊れて直しようがなくならない限り、
基本的に買い替えはしないポリシーですから
こういう輩が増えると経済は立ち行かなくなりますね。
だから撤退しちゃったのかな? すんません。

今のアパートは住み始めて10年余が経ちました。
そこで断捨離は別の局面も迎えています。
それは機能不全。

野方のととら亭も同じでしたが、
10年も経つといろいろなものが壊れ始めます。
営業終了1カ月前には給湯器やエアコンが、
ほとんどまともには動かなくなっていました。

ここアパートではシンク。
収納庫を開けると「なんか臭いな」と思っていたら、
2カ所から水漏れが起こっていたのですよ。
シンクそのものに空いていた小さな穴はガムテープで応急処置。
しかし、シンクと排水パイプの接合部分は広範囲に亀裂があるようで、
どうやっても水漏れが止められません。

修理を頼むにも退去まであと僅かですし、
この忙しいときに立ち合いで拘束されるのもまずい。
そこでバケツの中で食器等は洗い、
排水はゴミをよく取ってトイレで流すことにしました。
なんだか家にいてキャンプしているような状態です。

ま、こうした不便も旅先ではいつものこと。
旅のウォームアップとして、楽しみながらやっていますけどね。

えーじ
posted by ととら at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月08日

まな板の上のコイ

ものを書いたり、
ときどきメディアにお邪魔することはあっても、
僕は芸能人ではないし、自分でそう思ったこともありません。

また、しばしば政治臭いことを言ったりもしますが、
もちろん政治家でもない。
これを読んでくれている皆さんと同じ、
いわゆるフツーの一般人です。

ところが、飲食店経営者というのは、
どうやらそうとは見なされないらしい。
ととら亭を始めて1年も経たないうちに、
僕はそれに気付いていました。
そのきっかけとは、一枚のファックス。

”当社のウェブサイトは全国20万軒の飲食店が掲載されております。
 貴店の情報に誤りがございましたら訂正の上、返送してください。”

・・・?
なんじゃこりゃ?

見れば、ととら亭の住所や電話番号、営業時間が書いてあります。
そこでそのウェブサイトにアクセスしてみると、
名前は知りませんでしたが、よくあるグルメサイトじゃないですか。
しかも、すでにコメント欄には、数件のコメントまで載っています。

やれやれ・・・困ったね。

実はこの時点で、こうしたウェブサイトがいくつもあったのですよ。
それというのも、「ととら亭」のキーワードが、
検索エンジンできちんとヒットするか調べた際、
出るわ出るわで、
聞いたこともないウェブサイトにととら亭が載っているじゃないですか!

当時、僕の管理下にあったのは公式ウェブサイトのほかは、
リクルートさんが運営しているHot Pepperだけでした。

皆さんはご存知ないかもしれませんが、
さまざまなグルメサイト、情報サイトは、ととら亭の情報を掲載する際、
なんの連絡もなく、承諾も得ず、勝手に掲載しているのですよ。
そして一方的かつ唐突に、「間違いがあれば訂正してください」と来る。

僕は個人的なブログやSNSは、
いちいち承諾を得る必要はないと思っています。
しかし、営利目的で情報を使うにもかかわらず、
きちんと仁義を切らないってのはねぇ・・・

そこで、手が回り切れないこともあってリクルートさんに連絡し、
Hot Pepper上のページを削除して頂き、
次にくだんのファックスを送ってきた会社に電話を入れました。
そして用件を伝えると、

「掲載情報の削除には応じられません」
「なぜですか?」
「当社は公開されている情報を再掲載しているだけです。
 公共の利益のためですので削除はしません。
 しかし誤りがあれば訂正します」

ふぅ・・・そうきたか。

「では話を続ける前に、あなたの名前を教えて下さい」
「それはできません」
「なぜです? 僕は名乗りましたよ」
「当社では個々人で担当しているわけではありませんので、
 名前は申し上げられません」
「では責任者の方に変わってください」
「それもできません」

ハラショ〜。

というわけで、これ以上つき合ってもしょうがない。
ビジネスマナー以前に人間性の問題だ。

僕はネットの空間にしっ散らかってる、
無許可の情報の掃除を諦めました。

気分は今やまな板の上のコイ。

本名を名乗った人を、匿名の存在が好き勝手に料理するのか。

ネットの闇というのは、実に深いものでございます。

えーじ
posted by ととら at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月06日

WEBエッセイの第2話が公開されました!

脈略のない僕のブログもスタートから12年余が経ちました。
その中でお話した旅は、
当然のことながらととら亭を始めてからの取材旅行です。

しかし僕らの旅は、そこから始まったわけではありません。
独立する1年前には、
料理取材のテストランともいえる中南米の長期旅行に出ていたのです。
第2話はそこからペルーやボリビアを舞台にした、
ジャガイモにまつわるエピソードを紹介しましょう。

ところ変われば料理も変わる!?
第2回 ポテトサラダとペルーのパパ・ア・ラ・ワンカイナ

Enjoy it!

えーじ
posted by ととら at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年04月04日

D.I.Y. as usual. その6

野方からの引っ越しまで1カ月を切りました。

それに伴い、新店・新居で使う看板やサイン等の制作も、
急ピッチで進めております。

diyetc.jpg
(外看板からトイレのサインまで。住居用の風呂場サインも作りました)

何かと手作りにこだわる僕ら。
そのココロは予算の都合と言ってしまえば身も蓋もありませんが、
イメージどおりのものが売っていないから、
という事情も小さくないのですよ。

そこでこれと並行してやっているのが街歩き。

え? 散歩と店作りになんの関係があるんだ?

それが大ありでして。
まず、新しいととら亭のファサードは、こんな感じになる予定です。

fasadeimage.jpg

しかし、ここもまたD.I.Y.の要素が多く、
外構部分の詳細デザインを今から検討しているのです。
植栽はどうするか? オブジェの配置は?
通路歩行部分のデザインは?

これらを考えるにはPCのディスプレイを眺めているより、
実際の庭を見て歩くのが一番。
何より奥行きとスケールがリアルですからね。

exteriasample01.jpg
(こういうのも参考になります)

exteriasample03.jpg
(素敵でしょ? でも自然石は高くて・・・)

寅ちゃんもだいぶ育ってきました。
浴室が設置され、住居部分は8割がた完成。
ここから要の店舗部分です。

ところが、まさしく春から冬に戻った今日の天気のように、
トラブルは一息ついた隙にやってくるもの。

ふぅ〜、まだまだ気は抜けないというか、
まさしくこれから難所が始まるという感じですね。
がんばらねば!

えーじ
posted by ととら at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記